スナックえんどうの満開宣言!超密植と普通植のスナック。
こんにちは、久留米からです。
今年の桜は、変ですね。
開花宣言から、まだ満開になりません。
こんなにスローペースの咲き方は、今までに
なかったようです。
そして、明日から雨の予報で、花チラシの雨と
言っています。
まったく、メリハリのない春のようです。
超密植のスナック
外側をぐるりと、防虫ネットで包み込んだからでしょうか
花の咲き方も早いようです。
1週間から10日程、早いような気がします。
まだ4月の初めなので、遅霜の心配は大きいのですが
このままでは、解放された面が上部のみですから
虫たちは、これを越えて入らないといけないので
受精が難しいようです。
まあ本当の所は、虫になって話を聞いてみないと
わからないのですがねえ。
と言うことで、思い切って防虫ネットを取り去る
ことにしました。
下部は石の重り、上部は洗濯ばさみで吊るすように
止めているだけですから、洗濯ばさみを外して
ぐるりとたたみこんで、一丁上がり、超簡単でした。
外してみると、2~3ヵ所混み合って相当にねじれた
ところがありましたが、まあこれで枯れるようなことには
ならないようですから、一安心というところです。
下部を注意して見ると、もう実になっているものが
ありました。
お隣さんが紅菜苔で、1月から花が咲いていたから
すきまから、虫が入り一足先に受精したのでしょう。
密植で風通しが悪く、うどんこ病他を心配しました
雨の多い年だったのですが、まったく発生しませんでした。
防虫ネットは強い味方
この、防虫ネットの活用は全く便利です。
発芽して30センチになる頃までは、トンネルにして
その後は、外側を行灯仕立てにして、洗濯ばさみで
吊るしておくだけです。
これで、虫害、鳥害、防霜、防風の効果があるようです。
いままで、わらを手に入れて雪囲いみたいに作り
外に出てくるものを、いちいち中に押し込んでやる
手間をかけていました。
これで次回から、わらもいらないし、押し込む手間も
不用となると、ずいぶん楽になります。
朝の日光が大事
防虫ネットを取り外して、全体を眺めてみると、やはり
東側の朝日の当たる面と、西側の面では育ち方が大きく
ことなり、花の数も東側のほうがずっと成績が良いようです。
朝日の当たる東側
西側、写真で見るとあまり変わらない、実際は花の数が半分くらい。
間隔を30センチ離しての2条植ですから、その中は
もっと花が少ないようです。
次回は、畝中央に密植1条にして、午前中、午後共に
良く日が当たるように、植えたらどうだろうかと
考えています。
普通に植えたスナック
この畝の、防虫ネットも外しました。
畝の2条植で、やはり東側のほうが幾分か花付きが
良いようです。
2条の間は60センチ離れていますが、中の方は
花付きが悪いようです。
株間も60センチにしていますから、背丈が超密植より
3割程度低いですね。
ゆったりの間隔で、あまり競争心が起こらなかったから
でしょうか。
この後の収穫量が、どんなになりますやら楽しみです。