今年は緑のカーテンを盗み食いするのは止めよう!と家人は言う。
こんにちは、久留米からです。
飼い猫が、スズメをくわえてきました。
まだ、生きていましたので、あわてて外に逃がしました。
無事に飛んで行って、一安心。
猫は、スズメはどこだろうと、部屋中をさがしていました。
緑のカーテンは、ご存知ですね。
日の当たる側の窓下で、植物を育てて日陰を作ると
冷たい空気が発生して、室内に流れ涼しくなるとにこと。
もうずいぶん前に、雑誌に紹介されて以来、エコロジー的に
広がっているようです。
使われる代表的な植物は、大昔からある日本朝顔、へちま
なんとなんと、ビールの原料のホップまであるようです。
この他にも、いろいろあるようです。
用途別では、食べられるもの、花や実が美しいものそして
実が実用になるものと、特徴も又、いろいろです。
で、我が家の緑のカーテンはと言うと
進めた友人に、厚かましくも苗を調達してもらって、窓下に
植え付けました。
これはもう、ビックリするくらい丈夫で、日本朝顔と異なり
暑ければ暑いほど、元気そのもので葉の繁りも多く、薄暗い
ほどの陰が出来て、その夏は涼しい思いをしました。
根もまた丈夫で、あっさり冬越しして翌年も立派な緑の
カーテンになりました。
で、欠点はと言うと、私の地域は沖縄に近くて、気候的にも
相性が良いのか育ちすぎること。
家の軒先から屋根に登るし、夏の陽で暑く焼けた瓦の上でも
平気の平左で伸びてゆきます。
育ちすぎて、伸びてゆくのを押さえるのに苦労しました。
あると言い、決定したのがゴーヤです。
これも、よかったですね。
なにしろ、食べられますからね。
本当にいえの中から、手を伸ばして収穫したことが、数回
ありますよ。
食べきれず、ご近所におすそ分けする際、畑ではなく
緑のカーテンからですと説明すると、面白がって来年は
うちでもやるかと、好評でしたよ。
しかし、これは良かったのですが、同じ場所で3年続くと
連作障害気味で、実も少なくなりました。
岡ワカメ
三度目はというと、これは友人に甘えず自分で決めました。
それが、岡ワカメです。
当時は珍しいもので、苗コーナーには姿がありませんでした。
が、近所の方が探してくださいました。
今では、毎年緑のカーテンとして、窓下に自生するように
なりました。
これも、防寒をしないで冬越しをして、毎年春先から育って
くれます。
この、大きめの葉っぱは、少しヌルヌルして食味が良く私も
家人も大好きです。
8月、お盆過ぎの葉っぱ野菜が少ない時期に、食べられるので
重宝していますが、それ以前にチョイチョイと食べることが
多く、大きい葉っぱは品切れになってしまいます。
暑い盛りですから、緑のカーテンの役目を無くすまでは、収穫
出来ません。
そこで、考えた解決策は、畑にも植えようということです。
窓下の株元から、苗になりそうなものを数個鉢に移植して
ある程度育てて、畑に移します。
家人は「畑にあれば大助かりですよ」と言います。
これは、絶対に頑張って成功させないと「男がすたる」ですよね。
キューリは夏秋野菜として欠かせない物、上手く育って欲しい。
こんにちは、久留米からです。
昨日は、終日雨でしたよ。
人参にとっては、喜びの雨だったでしょう。
キューリは、3回植付けます。
キューリの種まきをします。
「今頃からですか、少し遅れているようですが」
いやなに、これは2回目に植え付けるための、苗つくりですよ。
「え、2回目とは、どういうことですか」
始めの、1回目に植え付けるものは、種まきからですと
少し寒い時期で難しいですから、これは苗を買って植え付けます。
それが丁度、今頃なんです。
「それと、2回目と言う種まきと、どんな関係ですか」
通常、こちらの地域でのキューリは、3回育てます。
1回目に植えたものの、初花が咲いたころに、2回めの種を
まきますが、直播だとなかなか育ちが悪いので、2回目用の
苗を作ります。
2回目を植え付けて、初花が咲いたら3回目の種まきですが
この時は、地這キューリの種をまきます。
「3回も続けるのはなぜ」
今から、秋までずーっと切らさずに、キューリを食べたい
昔からの農家の知恵ですよ、なにが無くてもキューリが
あれば、ご飯のおかずになる、と言うことでしょう。
「なぜ、地這キューリですか」
これは、台風対策ですよ。
3回目が育つころには、九州では台風シーズンになります
支柱や棚作りだと、強風で駄目になります。
その点、地這いキューリは、巻きつるが草や藁に巻き付いて
台風が来ても、平気と言うことになります。
しかし、最近は九州を外れたコースの台風が、多くなった
ようです。
秋までキューリが必要なら、この地這キューリを作るのも
面白いですね。
しかし、多少の欠点もあります。
育てるのが平面になりますから、ある程度の面積が必要です。
スイカやマクワウリのイメージです。
もうひとつ、出来上がった実がキューリの広い葉っぱで
見落としがちになります。
気が付いたら、少し熟していたとなりますが、これも結構
美味しいものです。
最近は、丁度2回目の植え付け時期に、夏キューリとして
苗ものコーナーで、姿を見かけます。
これを買い求めて、収穫時期の幅を広げることが可能です。
しかし、3回目の地這キューリの苗は見かけませんね。
キューリは、節成り系と枝成り系があります。
節成り系は、幹の節に実がなり、枝成り系は節から出た枝に
実がなります。
当然、枝成り系の方が横に広がりやすいようですから、いつも
節成り系の品種を作っています。
キューリは、葉っぱが大きく重なり合うと、風通しが悪くなり
病気に罹りやすくなります。
少しでも風通しが良いように、節成り系を作りますが
効果の方は、どんなもんでしょうか。
キューリは、秋の涼しくなるころまで、ずーっと収穫出来れば
重宝します。
家人に「おや、まだ成っていますかいますか」と驚かれるようになりたいものですね。
つるつる坊主植えのジャンボニンニク!ぐんと育ってきました。
こんにちは、久留米からです。
予報どおり本日は雨。
遅れ人参の場所に、いっぱい降ってくれ。
育ちが旺盛なジャンボニンニク
4月の暖かさで、ぐんと力強く育ってきました。
根元を、土ごと発酵的に処理したから、3月の
追肥を取りやめました。
このようにたくましく育ってきました。
育成途中の空いた場所を、土ごと発酵が可能なら
追肥代わりになるようですね。
もうそろそろ、とう立ちのつぼみが出る頃です。
それらしいものが、葉っぱの間に見えてきています。
このとう立ちのつぼみは、早めに切り取ってしまいます。
なぜって
それは、花を咲かせないで、その分の栄養分を球根に
蓄えさせるためです。
この花は相当に大きく、養分も多く必要です。
どんな花が咲くの
大きな紫色の花です、普通のネギ坊主の4~5倍、いや
もっと大きなものです。
生け花なんかに使う、アリウムの花に似ていますよ。
収穫量にこだわらなければ、1~2本に花を咲かせて
楽しむ手がありますよ。
つるつる坊主植えは、よかったですよ。
球根の外側の、パリパリに乾いた皮を外して、植えます。
こんな簡単なことが、こんなに効果があるとはね。
10本植えた全部が揃って発芽したことは、畑の開始
以来初めてのことでしたよ。
いつも、発芽が揃わない、発芽が遅れた数本は育ちが
悪く収穫すると小さいニンニクででした。
今年は、きっと豊作で、おすそ分けも充分出来るようだと
期待していますよ。
なお、このつるつる坊主植えは、チューリップの球根でも
効果があると、WEBで見ました。
株と株の間を、土ごと発酵的に処理したことも、追肥を
1回少なくて済んだほかに、株間に草が生えないから
草取りをしなくて済みました。
これも、効果の一つですね。
遅れて発芽した人参
この場所は、土ごと発酵の処理をしただけで、通常の
種まき前の、堆肥や肥料を入れていませんから、当然
このままでは肥料不足に、なってしまいそうです。
だから、ジャンボニンニクで株間を土ごと発酵にした
方法で、肥料入れを兼ねてやってみることにしました。
まず、外側の左右2列は、邪魔者が無いから簡単。
人参が発芽している中央は、どうするかなあ。
出たとこ勝負で、考えるとしましょう。
明日は、雨の予報ですから透明ビニールは、後ほど被せる
ことにしました。
今度の人参には、たっぷりと水を吸わせ気味に育てたい
ものです。
空いている空間を、土ごと発酵の透明ビニールでおおって
いることが、土中の水分の蒸発を少なくしてくれることを
ねらっているのですが、いかかでしょうね。
白いすみれの花
畑の脇に空き地があり、雑草の宝庫であります。
今の時期だと、タンポポの黄色と白の花が咲き
盛んに綿毛をとばしています。
この片隅にひっそりと、塊りになって白いすみれの
花が咲いていました。
白色の花は、珍しいのかなと、シャッターを切りました。
種まきを2度失敗した人参は!今なんだか発芽してきたよ。
こんにちは、久留米からです。
暑い一日でした。
飼い猫も、外に出たがらないようです。
なんだか、人参が発芽してきた。
この場所は、土ごと発酵を一番最初に取り組んだところです。
そこに、人参の種を2月初めにまきました。
不織布をかけ、その上に透明ビニールをかけておきました。
2月中旬、発芽はしない、寒いからだと考え、元通りにして
様子を見ることにしました。
2月下旬、ほんの数本発芽したものの、土がカラカラに乾いて
います。
この、寒い時期に水やりはどうかなあと、考えた末にほんの
少し施しました。
3月上旬、発芽しません、水やりが悪かったのかなあと反省。
あきらめて、同じ場所に2回目の種まきをして、同じく
不織布とビニールでおおいました。
3月中旬、やはり発芽しません。
誰かのブログでは、1ヶ月かかって発芽したと書いてありました
あきらめきれずに、そのまま元に戻して様子を見ました。
4月上旬、ほんの少し発芽、これでは話にならない。
2回めの種まきも失敗、この場所の人参はあきらめて、そのまま
むき出しでほったらかしにしました。
昨日、そこをチラッと見た、なんか、うっすらと草が生えている。
いやまて、草じゃない人参だ。
人参の発芽だ。
いや、まいった。
ほったらかしだと、こんなにも時間がかかるのか、初めての
経験ですよ。
完全に発芽したものと比べると、多少みすぼらしいが、間引きが
不要なら楽でいいよ。
家人に話すと
「失敗のほったらかしは、成功のもとですかねえ」と言った。
スナックを盗んだ犯人は
スナックのまわりをよく見ると、スナックの莢をかじったものを
数個見つけました。
犯人は、と言うと、多分カラスのしわざですね。
数年前、スナックの収穫時期に、離れたところの草取りをして
いると、スナックの根元にカラスが居ました。
じっと、動かずにそのまま見ていると、伸び上がってスナックを
引っ張っています。
ん、とれた、莢をくわえているよ。
くわえたまま、少し広い場所に行き、しきりに莢をつついています。
どうやら、中の豆を食べたいようです。
数分で食べ終わると、又、次を狙ってスナックの根元に行き
美味しいものは、どれだろうと物色しています。
私が少し動くと気が付いて、すたこらスキップで畑の際まで退避。
そこで、くちばしを草にこすりつけて、綺麗にしています。
これは、まるで食後の身だしなみじゃあないか。
生意気なやつだなあ。
手元の、土の塊を投げると、あわてて飛んで行きました。
晩生の玉葱は
4月に入って、急速に育ってきた。
まだ玉太りはしていないようです。
これは、近いうちに始まるでしょう。
心配したベト病は、今のところ発生していないようですが
まだ、収穫まで時間がありますから、油断出来ませんねえ。
マルチ穴の脇から、草が伸びてきました。
2回めの草取りならぬ、草切が必要になりました。
このまま、無事に育ってくれると良いなあ。
昨日は快晴で暑かった!スナックの棚を直しました。
こんにちは、久留米からです。
とても暑かった、一日でした。
スナックの棚直し
何日か前の強風で、つぶれかかった棚を直しました。
グチャグチャになっていて、綺麗に成形は不可能です。
四隅の支柱に、添える形に支柱を添えて、引っ張り
括りなおしました。
が、もう、元のきれいな状態にはなりません。
せいぜい、通路が通れるようになったから、上出来
でしょう。
もともと、密植状態でつるが上下に入り混じっています
から混雑のままですが、しかたがないですね。
熟した実を、見つけるのがなかなか困難ですね。
普通植のスナックの方は、株と株の間隔が離れて
いるので倒れる率は、少ないようです。
花が咲くとき、出来るだけ虫に見つけられやすいよう
外側に出て来てきれいに並んでいますから、実も当然
外側に並んでいます。
収穫がしやすいようです。
比べると、生育は超密植の方が旺盛で、背丈も2~3割
高いようです。
競争状態で根の活動が、盛んだったのでしょう。
実の収穫量は、まだわかりませんが、毎年の実感から
ですと、あまり変わらない。
ということは、狭い場所で多くとれているようです。
狭い面積で育てるなら、超密植ですね。
畝の中央に1列で植えて育てれば、通路や隣の作物に
邪魔に、ならないだけでも利点ですね。
イチゴのランナーを上に育てます(再掲)
オーキシンと言う植物ホルモンを、ご存知ですか
このホルモンが、植物の生育を旺盛にします。
イチゴの場合、ランナーが地面を這っていると
オーキシンが働いて、上部に立ち上がらせようと
頑張っているそうです。
この、這い這いしているランナーを人為的に
上部に向けてやると、発生したオーキシンは
他の部分で活躍しますから、元気のもとになります。
じゃあ、無駄で邪魔になるからと、切ってしまうと
オーキシンは無くなります。
このイチゴにとっての、オーキシンの総量が少なく
なりますから、その分だけの元気が減るようです。
前回書いた文章が、わかりずらかったので再掲
しました。
どんな形でも、良いようですから、今回は
支柱に横の柱を入れて、これに止めてゆきます。
これで、元気になって病気が無いなら嬉しいですね。
今年の筍
昨日、筍を2本、いただきました。
早速、筍ご飯と、煮つけで頂きました。
柔らかくて、美味しい。
今年は、不作だとのこと、何か不思議な気がする。
これだけ雨が多かったので、どっさり育って
豊作になるかと思っていました。
雨後の筍と言う言葉を、雨の多い季節だとどんどん
出来ることだと、勘違いをしていたようです。
数日前に家人が
「筍の小さい1本が500円もする、高級品になった」
と言っていましたから
ゆっくり味わって、食べました。