老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

古新聞の整理、昔は大掃除をしていたよ。

久留米じいじです。

新聞は、地方紙の朝刊だけ。


しかし結構、古新聞がたまるね。


月に1回、古新聞の回収をしている。
その点は感心だ。


売店の知恵かもしれない。


配られた紙の袋に、整理しておさめる。


時間は考えない、ゆっくりで良い。


私「これは、俺の仕事だろう」
家人「この間の、握り寿司が効いたかね」


古新聞を、拾い読みしながら整理する。


ブログに、使えるものはないかと
期待している自分が、おかしい。


古新聞の拾い読みで、子供のころの
大掃除を思い出した。


1年間のなかでも、1番の大仕事だった。


今思うと、大掃除は引っ越しをしない
引っ越しだ。


家具を移動し、畳を全部めくり外に出す。


2枚の畳で、人と言う字に立てかけて
日光消毒をする。


畳を、取り払った床板の上には、古新聞が
広げてある。


部屋いっぱいに、敷きつめてある。
漫画があった。


これも古い。
が、読むと面白い。


「おい、こら、じゃまだ!」
怒られながら、夢中で漫画を探す。


畳は数時間、日光に当て棒切れで叩く。


パン、パン、1年分のほこりが舞う。


ほこりの臭いから、畳の香りに変わる。
これで、ヨシッ!


家の中に取り込む。
畳を置く場所は、裏に書いてある。


東西、南北、左右、上下。
家によって、表示は違った。


友達の家は、番号が書いてあった。


ピタッと最後の一枚が決まる。


みんなが、笑顔になる。
お疲れさん。


あとは、姉さんかぶりをした女性が
箒で、掃く。


雑巾で、畳を拭く。
家具を、元の場所に戻す。


大掃除が終わる。
おおごとの、一日だった。


風呂に入る、汗を流す。


きれいになった畳の上で、酒盛りをする。


「坊も頑張った」
「うん、漫画を読んだよ」


家人「大掃除は、大変だったね」
私「大きな屋敷は、人が手伝いに行った」


家人「あれがあったから、夏が越せたね」


私「今はもう、大掃除はどこもしない
ようだなあ」


古新聞の整理は終わった。
ブログになりそうな、記事を見つけた。


うん、もうかった。とひとり言。

 

 

ランキングに挑戦中です。
クリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳代へ
にほんブログ村