老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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対等な目線は。

おはようございます。
久留米のじじいであります。
 

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ブロック塀の上に生まれた、根性もんです。
 
 
岩合さんの世界、猫の世界。
まったくの、対等な目線である。
 
そりゃそうだよ、何しろ猫の目線に
合わせようとすると、地面すれすれになる。
 
座り込んだり、時には寝っ転がって
カメラを映している。
 
ときおり声がする。
もちろん、岩合さんだ。
その声が、限りなくやさしい。
 
うん、そうかい。
元気かい。
どこにゆくの。
 
短い言葉だが、温かい。
 
だから、野良猫だって気を
許してくれる。
近寄ってくる。
 
体と尻尾をスリつけて、甘える。
これは、猫の御挨拶。
 
こうなったら、岩合さんにどうすれば
良いのと、猫のほうから聞いている。
 
対等な目線は、やさしい目線でもある。
 
 
 
学童見守り隊。
6年間、学校帰りの生徒を見守ってきた。
 
見守ると言っても、通学路で学校帰りの生徒を
危険のないように、見ているだけ。
 
ただそれだけ、だけど、立派な防犯になっている。
人の目が届かないところが、一番危ない。
 
だから、ただ立っているだけで、効果がある。
交通事故の防止にも、なっているそうだ。
 
見守りに立つのは、二人一組。
年寄りの一人だけでは、かえって危ない。
 
そこ3時間ほどの、立ちっぱなしは疲れる。
 
ある時、家にある折りたたみの椅子を
2脚持ってきた。
これに、座って見守ることにした。
 
新しい発見があった。
 
目線が子供たちと同じになる。
子供たちが、寄ってくる。
 
おじいちゃん、今日は椅子だね。
楽ちんだろう。
 
立ったままだと疲れるよね。
子供たちが、色々話しかけてくる。
 
話しが近い。
気安い。
 
見守り時間が終わって、何故だよと
二人で話した。
いたわってくれているのか。
 
そうだね。
目線が低い。
子供たちと同じ高さ。
 
これで、親近感が生まれた。
対等な目線は、やさしい目線だ。
 
 
 
所さんのテレビ。
所さんの笑ってこらえて。
 
その中に
日本列島ダーツの旅。
朝まではしごの旅。
 
その他にも
 
別の番組と思うが
「ポツンと一軒家」
というものもある。
 
どれも、「人」に会うことがテーマである。
そのままの姿、そのままの会話だけ。
 
説教くささもない。
お涙物語もない。
上から目線でない。
 
多少の編集はしていると思うが。
 
ネットのニュースでは
「ポツンと一軒家」視聴率20,8%で
番組最高を記録だとしてあった。
 
そうだろうな。
 
苦労して、たどり着いて暮らしの様子を
聴くだけなのだが、その暮らしっぷりが
今どきは、珍しいからね。
 
ばあちゃんは、じいちゃんにもうすぐ
うちに来るかもしれない。
女性のカンは、年を得ても鋭い。
 
その時は、私の漬けた漬物で
お茶を出そう。
そう、話していたそうだ。
 
それも、対等の目線で話が温かい。
 
猫のモコ。
血統書はないが、血統をたずねると
先祖代々、純粋の雑種。
 
気まま。
気位が高い。
 
寝っ転がって、対等な目線になると
途端に甘えてくる。
 
自分とおんなじと思うのか。
対等な目線は、安心するのだろう。
 
 
 
世間話がそうだよね。
これが原点だよね。
上も、下もない。
 
対等な目線で、対等な会話。
だから、心が温まります。
 
では、また明日。
 
 
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