あんた、こんなに発芽させてどうするの。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
昨年の春。
何となく、果物のタネは捨てて
いるなと思った。
そのことに、引っかかった。
トマトのタネであれば、サラダの中のを
失敬してタネをまいたことがある。
苗になり庭の隅に植えたが、真夏の
暑さにやられてしまった。
残念である。
最近はトマトが夏を越せなくなってきた。
まあこれは、これとして、性懲りもなく
今年も挑戦したいと思っとるよ。
***
タネがもったいない。
タネが食べられないからではない。
ゴミが増える。
エコではないなあ。
そんな気持ちである。
畑の野菜作りでは、生ごみを
発酵させて肥料を作っていた。
畑の土に混ぜた。
農薬も使わない。
防虫ネットで対応した。
出来上がりの程はさておいて
安全、安心な野菜であった。
このことを思い出しながら、タネを
ながめていた。
生ゴミの入った畑の土からは、柿や
ミカンのタネが発芽していた。
ああこれだ。
発芽するんだ。
果物のタネも育てられる。
やってみようか。
***
ネットで調べた。
やっている人はいる。
タネのまわりのぬめりを取る。
水に2~3日漬けてとりのぞく。
ティッシュペーパーを湿らせて
その上にタネをまく。
発根を確かめて、土に移す。
この方法が、発根が早く確実。
うむ、面白い。
体力もいらない。
***
本日のタイトルについて。
「あんた、女房を酔わせてどうするの」
これは、昔ウィスキーのCMにあった。
これを思い出した。
このセリフを聞いた時、大人の
話しだなあと思った。
このフレーズを、タイトルに
使ってみよう。
どうやら、「しゃれとんしゃる」になった。
手前ぼめか。
***
居間の日の当たる所。
メダカの水槽の脇。
タネを育てる作業スペース。
始めは、ミカンを予定したがタネが
入っていなかった。
近所のMさんの庭にキンカンがあった。
数粒いただいて、タネまきをした。
正月を越して芽が出た。
テレビの番組では、日本中のラーメンを
食べ歩いた。
全国制覇をしたと自慢している。
すべての柑橘類を発芽させよう。
すこしは自慢が出来る。
これを、人生のテーマにする。
ブログのテーマにする。
単純、明快である。
***
生協で柑橘の配布募集があった。
週に1回、全部で7種類。
願ってもないことだ。
申し込んだ。
幸せは、向こうからやって来た。
これで、タネ採りが楽になる。
家人「あんたはタネだよ、中の実は私」
私「殺生な、食べさせんのか」
家人「まあ袋の1つなら挙げてもいい」
いいや半分は、いただきたいものだよ。
では、また明日。