博多も、うどん屋さんは多い。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
ブログ友は、うどんのことを書いていた。
うどんのことなら、博多もうどん屋が多い。
博多ラーメン、豚骨のラーメンの名前が
先行して、うどんのことは陰に回った。
全国のどこかと比較した訳じゃあない。
感覚的にうどん屋が多いと思える。
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角のうどん屋のことを、博多弁でカロの
うどんと発音する。
現在は、標準語がまかり通っていて博多弁を
使える人が少なくなった。
カドがカロに変わる。
舌が短い、寸足らずの言葉になる。
何となく、愛嬌がある。
まろやかな響きで、温かく感じる。
どんぶりのうどんの温かさに、通じている。
聞いてもらいたい。
本当は、もうなくなった米倉斉加年が
ピッタリ話したと思う。
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博多のうどんは、四国の讃岐系に比べると
軟らかいうどんである。
讃岐のうどんは硬くて腹持ちが良いそうだ。
一方博多のうどんは腹持ちが軽い。
胃袋に負担がかからない。
超軟らかいうどんに、炊き込みうどんと
言うものがある。
またの名は、煮こみうどん。
これは、うどんは家庭料理であった
名残ではないだろうか。
昔は家庭でもうどんを作っていた。
ほとんどが煮込みうどんだったと思う。
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九州には、だご汁またはだんご汁と
言うのがある。
これは、煮こみうどんの先祖ではないか。
小麦粉をこねたものを延ばして入れる。
たてに切れ目を入れればうどんに
なると思う。
博多のうどんは、ここにつながっていいる。
うどんのように。
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今、ローカルのテレビ局でうどんMPという
番組があっている。
イケメンの兄ちゃんが頑張っている。
ファンも多いようだ。
通る人にうどんの旨い店をたずねている。
店があると、予約を取り公共の交通機関で行く。
うどんは庶民のものだから、タクシーや
自家用車は使わない。
ほとんど、電車、バスを乗り継いで
その後は徒歩でその店まで行ってる。
ご苦労様と言いたくなる。
その一軒のうどんを食べ終わると
再び、通りに出てうどんの旨い店をたずねる。
電車バスで行くから時間がかかる。
1日に3軒も回れば良いほうだ。
その間は、何も食べない。
うどんだけですごす。
店にあり付けないと食べられない。
さぞひもしかろうと同情を誘う。
番組の最後のほうでは、イケメンの
兄ちゃんがうどん作りの踊りを見せている。
子供たちがまねをしている。
表情があって面白い、可愛い。
この番組は、老老揃って楽しみにしている。
たずねて回ったうどん屋が500を超えた。
最近は、なかなか行っていないうどん屋が
見つからない。
追っかけのファンも出来たようで
行ったことのないうどん屋をさがして
助けている。
博多を中心とした地域では、このように
うどんを愛しているのです。
では、また明日。
ポチッとをいただくと
うどんが美味しいです。