何か大切なものが、失われる。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
消える季節の指標。
鶯の初鳴き、チューリップの開花など観測終了。
季節の訪れを示す観測。
51種目が今年いっぱいで終了する。
観測をしているのは気象庁。
生息数が少なくなった。
温暖化で「季節外れ」になった。
それらが、原因である。
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気象庁は「予報」から「防災」軸足を移す。
自然災害が多い国であるから、それは仕方がない。
しかし、自然の姿の観測は学者や研究機関に
まかせた。
そう言うことだろうか。
今から先は、自然が壊れない、自然を壊さないの
努力が必要になっている。
脱炭素社会、電気自動車への移行なども、自然を
これ以上こわさないことの努力目標である。
そのためにも、自然がどの程度のもので
あるかと言う指標、手掛かりは絶対に
必要である。
自分の国の自然はどういう姿であるか。
これを観測して、国民に知らせる義務が
あると思う。
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日本の文化は、自然の中で暮らすことに
より生まれた。
神も仏も、この自然の中で生まれた。
自然を学習する。
学校教育だけではない。
終生、学び感じ取る項目である。
都会生活は、利便さが中心になっている。
しかし、空は、空気は、風は都会にもある。
季節感がなくなってきている暮らしだからこそ
忘れ去らないように「季節の指標」は大事なこと。
幸いなことに、桜の開花、紅葉などの6種目は
観測を続けるとしてあった。
残りの51項目は、環境庁が引き受けて
くれないだろうか。
では、また明日。
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