老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

隼人ウリの粕漬けは、失敗だった。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

 

福岡県のコロナは122人になった。

(12月11日)

 

 

久留米でも4発生。

東京から福岡それから久留米。

 

 

だんだん、忍び寄ってくるようだ。

 

 

毎日のテレビニュースは、オッカナびっくりで

見ている。

 

 

***

隼人ウリの粕漬けが、熟成期間の1カ月になった。

家人「出してみようか」

 

 

この隼人ウリの漬物には、初めて挑戦をした。

 

 

家人「どうでしょうかねえ」

私「どんなだろう」

昨日から、何度も繰り返している。

 

 

お互いに、80才ともなると新しい出来事は

ほとんどない。

 

 

そんな暮らしの中での隼人ウリは初めての

ことだから、好奇心と期待がいっぱいである。

 

 

家人「香りはまあまあだねえ」

漬物樽の中のビニールを開けた。

 

 

台所から、奈良漬けに似た香りが漂って来た。

家人「はい、どうぞ」

出された隼人ウリの漬物は、奈良漬けにそっくり。

 

 

箸で1切れつまんで口に入れた。

私「うーむ、塩っ辛いなあ」

家人「しょっぱい味ですね」

 

 

失敗だと、言おうとしたら家人の方が言い出した。

家人「これは、失敗ですね」

 

 

私「その通りだ、初めてだから仕方ないさ」

家人「それにしても残念です、お正月は

この漬物と数の子で過ごせたのに」

 

 

うちは、お正月らしいことはほとんどやらない。

10年ほど前から、正月行事を減らしてきた。

今では、仏壇の掃除とあと幾つかだけ。

 

 

だから、正月はテレビの番人を二人でやっている。

 

 

だが最近は、年をとった。

若いお笑い芸人の話しについて行けない。

 

 

今年は、コロナのせいでどこにも行けない。

引きこもっても、やることがない。

寂しいものだ。

 

 

家人「隼人ウリは、ざんねんだなあ」

失敗のショックが大きかったようだ。

 

 

家人「原因はわかつています」

私「原因はなんだね」

 

 

家人「奈良漬けが終わった後の粕に漬けた」

私「その塩分が多すぎたのか」

 

 

家人「あんたに調べてもらった塩の配分から

引き算をしなかった」

 

 

私「あのとき、新しい酒粕を手に入れれば良かった」

家人「残りの粕がもったいなかった」

 

 

私「来年は隼人ウリを家で作る」

家人「ええお願いします、元気になってください」

 

 

隼人ウリのお悔やみの一日だった。

 

 

では、また明日。