老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

トントン、トントン日野の2トン。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

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日光浴は、体に良いのであります。

 

 

トントン、トントン日野の2トン。

トントン、トントン日野の2トン。

 

 

家人「モコはすっかり抱かれなく

なったね」

 

 

ワシは、重たいものが持てない。

お茶の入った2リットルのペットボトルが

限界である。

 

 

重量制限と言うやつだよ。

 

 

これを超えると、気管支の状態が変わる。

呼吸が苦しくなる。

 

 

猫のモコは、すっかり大人になった。

体重は3,5キログラム。

 

 

子供時代は、良く抱き上げていた。

モコも喜んでいた。

 

 

だが今は、もう出来ない。

大人になって抱かれることが

嫌いになった。

 

 

ワシにとっては、お互いに都合が良い。

頭や体をそっと撫でるだけ。

 

 

最近は、ポンポンと手のひらで体を軽く

叩いてやると喜ぶ。

 

 

日野自動車のトラックのCMソングでね。

トントン、トントン日野の2トン。

トントン、トントン日野の2トン。

 

 

これだよ。

このリズムで体を軽く叩くとゴロリと寝る。

もっと続けて暮れの催促だ。

 

 

トントン、トントン日野の2トン。

トントン、トントン日野の2トン。

続けているとくたびれて来る。

 

 

そこで休憩すると、寝ている頭を

持ち上げてこちらを見る。

 

 

「どうしたんだ、もっと頑張れ」と言う

目付きをする。

 

 

こちらは、只働きはイヤだから少し考えた。

「そうだ、リズムに合わせて動いてもらおう」

 

 

しかし、どうやれば出来るか。

寝姿を見ていると、しっぽが動いている。

 

 

「うん、しっぽでリズムをとる」

これが出来ると、面白い。

 

 

体は太鼓の代わりだ。

しっぽは、メトロノーム

 

 

「なあ、モコやしっぽを振れや 

リズムに合わせて、しっぽを振れよ」

 

 

いつも叩くときは、この呪文をとなえた。

 

 

そのあとに、日野の2トンを歌いながら

リズム良く叩いた。

 

 

トントン、トントン日野の2トン。

トントン、トントン日野の2トン。

 

 

もう、2カ月ほど続けている。

どうなったと思う。

 

 

トントンのリズムにあわせてしっぽを

パタンパタンと振るようになった。

 

 

音楽のことは、あまりわからんが

これを、4分の4拍子と言うのだろう。

 

 

モコのやつ、だいぶ上達した。

しかし、これからが大変。

 

 

やつは気が短い。

もう少し続けろと言うと「止めてくれ」と

言わんばかりに、噛みついてくる。

 

 

五月蠅くてそんな態度をとるのか

それとも、感極まってパニックになるのか

そこらへんは、さっぱりわからん。

 

 

「痛い」と叫ぶ。

プイと横を向いて、立ち去る。

 

 

目下、どうすれば気が長くなるのか

その方法を模索している。

どこかに、猫の調教師はいないかねえ。

 

 

もう少し気長になって、日野の2トンの

CMソングが終わるまでになって

くれないものか。

 

 

それが出来れば、テレビ出演も夢じゃない。

いくらかの稼ぎが可能になる。

 

 

「モコやその時は、山分けだよ」と

猫なで声で、相談をしているよ。

 

 

では、また明日。

 

 

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