大根ステーキ、電気圧力鍋は不要。
おはようございます
久留米のじじいであります。
大根が小さかった、旨味が少ない。
大根ステーキは、数年前から食べている。
寒い季節の好物である。
野菜作りの仲間が教えてくれた。
むづかしい料理ではない。
むしろ、簡単な料理だ。
だが、時間がかかる。
晴れた日が必要である。
大根の皮をむいて、1~2センチの
厚さに輪切りをして、半日又は1日
天日干しにする。
切った表面の水分が少し抜けた状態。
ここが肝心で、水分が抜けたことで
旨味が凝縮される。
切った断面に、格子状に切れ目を入れる。
言わなくてもわかるね。
味がしみ込みやすくなる。
フライパンにバターを溶かし焦げ目が
うっすらとつくようにじっくり焼く。
火加減は、中火か又は弱火。
美味しそうな焼き目がついたら、ほんの少し
醤油をたらし召し上がる。
天日に干した大根の旨みと、バターと醤油が
混然一体になった味が堪能できる。
***
これには、ただ一つだけ欠点がある。
それは、天気の良い晴れた日にだけ作れる。
曇り日や、雨の日、雪の日、嵐の日には
作れない。
これが唯一の欠点である。
食事を作る家人は、その日の思い付きで
料理が決まる。
だから、この大根ステーキが晴れた日だけと
限定されることが困っているようだ。
何しろ、簡単な料理だから。
80才の老老暮らしでは、手間が
かからないことが一番の薬である。
病院でもらって来る薬より、ききめが良い。
一日が楽に、楽しく過ごせるか。
暖かい日差しの当たるところで
ゆっくりしている。
ときどき、手の届くところの草を
1本か2本抜く。
落ち葉がある。
体をずらして、1枚2枚拾う。
だんご虫が出て来る。
スマン、住まいを壊した。
拾った落ち葉を、元に戻す。
空の雲が、ゆっくり動く。
***
ネットを徘徊した。
大根ステーキを作る方法は、いろいろあった。
フライパンで、バター焼きをすることは
共通で、その前段の下ごしらえ的なものが
いろいろとある。
なかでも、レンチンで5分。
この下ごしらえは天日に干すこともない。
手間がかからない。
家人と私向きである。
***
私「夕食は、大根ステーキにするか」
家人「大丈夫ですか、輪切りの大根を
天日に干していませんがねえ」
私「レンチンで5分だ」
家人「レンジで温めるのですか
5分だけですか」
なんだか、怪しいと言わんばかり。
これは、絶対に成功させんといかん。
わが身が危ない。
私「いやなに、ネットではそう書いてある」
逃げを打った。
失敗は、すべてネットのせいにする。
電子レンジで5分間。
その後、フライパンでバター焼き。
醤油をひとたらし。
軟らかいが、旨味は少なかった。
大根が小さかった。
寒に当たって、大きい大根だと
旨くなると思う。
家人「天日干しをして、レンチン5分かけて
バター焼きしたら、どうだろうかねえ」
更に美味しくなるように。
私「旨みが更に増えるかどうか」
家人「そうです、言い出しっぺが
試して下さい」
山の神から、命令が発せられた。
では、また明日。
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