電気の圧力釜、暮らし方改善委員会。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
食べタネに実がなった、しかしこの形のトマトは食べてない??
家人は同じ年で、80才になった。
この年齢になると、体のあちこちが
痛んでくる。
料理を作る時にも、長く立ったまま姿勢を
続けると決まって足が痛くなる。
古くなったから、劣化する。
避けられない事実である。
何となく、新聞のコマーシャルを
ながめていた。
キャッチフレーズが目に留まった。
うん、なにかがある。
「材料を用意して、調理はすべておまかせ」と
書いてあった。
引っかかったのは、そのこと。
そうかあ、あとはおまかせかあ。
電気圧力鍋のことである。
これなら、家人も少しは楽になる。
***
圧力鍋は昔私が使った。
経験者である。
玄米ご飯を食べたかった。
使い始めて、メニューも少しだけ増えた。
圧力鍋は、文字の通りで鍋の中の
圧力が上がって調理をする。
時間は短縮されるが、蒸気を起こし
圧力がかかるその時の音が、不気味である。
この蒸気の音は、昔の蒸気機関車を思い出す。
あの大きい動輪まわすために、蒸気を作る。
ボイラーで石炭を焚いて。
パワーのある機械である。
家人は、圧力釜の出す蒸気の音が
不気味で恐ろしいと言う。
蒸気機関車からの連想だろうか。
なるほど、圧力釜は操作がわずらわしい。
圧力が上がって、シュルシュルと音をたてて
鍋蓋のおもりが回転する。
このさまが、いかにも私は機械であると
主張している。
しかしこの圧力のために調理時間が
短くなる。
結局、家人は出来上がったものが
美味しいと言うが
この調理器になじまなかった。
***
もう、二人ともに老老の域である。
料理を作ると言う肉体的労働も
軽くしたい。
作り置きの料理を多用する。
数日かかって食べる。
毎日の変化は、望まない。
材料のまとめ買いも可能になる。
電気の圧力釜は、蒸気の音も出ない。
圧力を抜くこともない。
これだと不気味さは解消する。
暮らし方は出来るだけ肉体的な
労働を軽くする。
道具類と一緒で、軽く使って
長持ちさせる。
そうやって、健康寿命をのばす。
娘に、パンフレットを頼んだ。
国からのありがたい10万円を
活かしたい。
では、また明日。
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嬉しいです。