老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

もう帰ろうよ、皆無事だろうか。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

noritomi294.hatenablog.jp 

 

 

久住の南斜面のすそ野で暮らしたい。

幾つかの空き家を見た。

ここなら住めると言う、決断が

つかなかった。

 

 

家の持ち主も、いざゆずると言う

段階になると

ご先祖様からの土地家屋だと言い出す。

 

 

会社の退職は、誕生、結婚の次で

第3の人生のスタート。

ここで、滞った。

 

 

退職と言うレールはもう敷かれた。

変更は出来ない。

 

 

***

故郷に帰ろう。

そこに家を建てて暮らそう。

 

 

幸いと家を建てる土地は、そこに

持っている。

久留米の南端の方。

暮らすには、便利が良い。

 

 

念願の野菜作りは、畑を借りる

ことにした。

後継ぎがいない。

そう言う耕作放棄地はあった。

 

 

野菜作りで、自然は出来るだけ壊さない。

農薬は、化学肥料を使わない。

生ゴミを微生物で発酵させて肥料にする。

私にできるエコロジー

 

 

ここから微生物とのお付き合いが

始まった。

有用微生物群EM)である。

生活に役立っている微生物の幾種類かを

共存させたもの。

 

 

培養、発酵と言う作業で生ゴミ

立派な肥料になる。

しかし、微生物は生きている。

条件をきっちりと守らないと

思うように発酵してくれない。

 

 

そこが、面白いところでもある。

 

 

微生物を使用した肥料で野菜作りをする

グループに参加した。

インストラクターの資格を得て

講習をした。

他のグループの立ち上げの応援もした。

幼稚園の野菜作りのお世話もした。

 

 

***

家人も昔からの発酵食品に

興味があって

梅干、ラッキョウ漬けから

スタートした。

発酵食品も結構種類が多い。

 

 

色々と作っていたが、その季節次第で

出来上がりが変わる。

泣いたり笑ったり。

 

 

福岡の甥っ子が経営する店にも出した。

 

 

野菜作りも、発酵食品も「おいしい」と

言われることが一番嬉しいし

励みにもなる。

その言葉がいただけるから、続けられた。

 

 

それも、20数年間たつと、体力が

伴わなくなる。

75才の後期高齢者と言うのは

その節目だった。

 

 

そこからが、新たな第4の人生の

スタートとも言える。

野菜作りも、家人の発酵食品作りも

これを境に終わった。

 

 

***

家人「あのとき、久住に暮らしていたら

今ごろはどうなっていたでしょうかねえ」

 

 

今度の水害は、大分もひどい。

竹田は川に囲まれている。

 

 

家人「もう少し様子を見てから

電話してみますよ」

あの頃、お付き合いがあった人達は

無事であってくれたら良いが。

 

 

やれやれ、今日もまた梅雨前線が

近づいてくる。

 

 

では、また明日。

 

 

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