老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

おしゃべりで、長持ちする人は。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

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昨日と同じ写真、ドクダミの花はバランスが悪い。そう思いません?。 

 

 

晴れて暖かい。

風に香りがある。

 

 

5月の薫風。

本日も晴天なり。

 

 

家の外に出て、やることは決まっている。

日光浴、それに歩行練習。

 

 

家に周りの、花や虫の写真を撮る。

 

 

今年は、テーマがある。 

アゲハ蝶やタテハ蝶の写真を撮る。

 

 

うん、これだよ。

そう言えるものを撮りたいね。

 

 

チョウ類は、動き回る。

意外と手ごわい。

 

 

そんな訳で、柑橘を植えた鉢の前に

しゃがみ込んで、アゲハの幼虫を

探していた。

 

 

***

家人は外に出て、散歩中の友と話している。

 

 

コロナの騒ぎで、お互いに距離をおいている。

 

 

こわだかい、話し声。

いつもより良く聞こえた。

 

 

友「あんたんところの、亭主はどげんね」

 

 

家人「だいぶん元気になった、写真を撮って

ブログをしよるばい」

 

 

友「そげん高級なことば、しよるとね」

 

 

家人「あんたんところは、どうね」

 

 

友「うちは相変わらずばい、起きて、ご飯食べて

テレビ見て、酒飲んどる」

 

 

うーん、聞いているとこの土地で育った同志。

土地の言葉で、なめらかに話している。

 

 

あの友の言う亭主のことは、簡潔でひとくちで

見事な表現。

 

 

うまい!

 

 

家人「ときどき、散歩で見かけるよ」

 

 

友「セミの抜け殻だよ、中味のセミ

どこかに飛んで行った」

 

 

家人「なんね、そりゃ」

 

 

友「会社に勤めている時は、元気だったがねえ

退職したら、空気の抜けた風船だよ」

 

 

家人「それでも、元気でいなさるなら良いよ」

友「それだけが、取り柄さ」

 

 

家人「亭主は、元気で長持ちがなによりだよ」

 

 

友「そんなもんだね、まわりの一人暮らしは

寂しいと言ってるもんね」

 

家のまわり、20軒ほどは、ほとんど

一人暮らしで、老老の二人暮らしは

うちとお隣さんだけである。

 

 

友「ところでさ、ここらへんの病院は

がら空きだよ」

 

 

家人「きのう、病院に行った誰もいなかった」

 

 

友「年寄りが病院に行かない、薬を飲まない

それで、元気になるかもね」

 

 

家人「コロナ騒ぎが終わったら、元気な

年寄りが見れるね」

 

 

***

話しが、鉢の陰まで聞こえてくる。

 

 

しゃがみ込んで、写真を写していたので

あの二人からは見えない。

 

 

しかし、どうも立ち上がりにくい。

 

 

折角のおしゃべりの腰を折りたくはない。

 

 

「男が元気でながもちする」なら

「女性はおしゃべりでながもち」するね。

 

 

そう思った。

 

 

では、また明日。 

 

 

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