老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

ちゃんと話をきいてるの。

おはようございます。

久留米のじじい(KZZ)であります。

 

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 もう食べ頃ですかねえ。まだ少し早いでしょう。

 

 

娘「話をちゃんと聞いてるの」

声に怒りが入っている。

 

 

家人「「わからん、おぼえきらん」

 

 

娘「ちゃんとわからんところを、きいてよ」

家人「そのわからんところがわからん」

 

 

いつものとおり、スマホの操作のことだ。

 

 

家人は細かい字が見えない。

取扱説明書たるもの、絶対に見ない。

 

 

直感的に行動を起こす。

 

 

指先は、勝手に動いている。

スマホ操作の、迷路に入ってしまう。

 

 

家人「わからん」

 

 

***

世の中、新しい機械になるたびに複雑になる。

簡単なもので良いのだが。

 

 

洗濯機は軒先に置いた2槽式を使っている。

家の中には、自動式があるのにね。

 

 

年よりは、生活がしにくくなる。

 

 

キャッシュレスとか言うのも、学ばんと

いかんようだ。

 

 

***

家人「あんたの携帯、3月で終わるのかねえ」

私「ワシのガラケーだろ、そのようだ」

 

 

家人「スマホになるんだろう」

私「そうだよ、ガラケーは無くなるからスマホだ」

 

 

手続きや、契約は娘にまかせている。

 

 

家人「私の持っているスマホと同じものに

ならないかねえ」

 

 

私「どうだろう、娘に聞けば、ワシは

どんなものでもかまわんよ」

 

 

スマホに変わっても、使うのは電話だけ。

通話さえできれば、どんな簡単なものでも良い。

 

 

家人の気持ちは良くわかる。

娘から叱られたくない。

 

 

ほんの少しでも私に相談して

解決できればと考えている。

 

 

おなじスマホになると、ワシに負担がくる。

しかたがない。

 

 

これもまた運命というやつだ。

 

 

夜はまだしも、日中は目の前には家人しかいない。

おたがい、目の前だけにいる。

 

 

好きも嫌いもない。

声を出せば、聞いてくれる人は目の前の人。

 

 

なにごとも解決の仕方が近くなった。

そんなにも言える。

 

 

元気な時は、それぞれが判断して

即決で決めていた。

 

 

この年になると、まずは目の前相談だ。

今こそは、老老チームワークが必要だね。

 

 

家人「も少し元気だったら、卓球の

混合ダブルスが出来たのに」

 

 

私「その前に、2人で散歩だよ」

家人「やれやれ、それも程遠いゆめだね」

 

 

この年になると、希望はなにもかも遠くなる。

私「生きていれば、それで良いんだよ」

 

 

家人「私の話し、ちゃんと聞いている?」

私「ちゃんと聞いているよ」

 

 

やれやれ、こちらにお鉢が回って来た。

 

 

では、また明日。

 

 

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