老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

青虫の記録、歩行練習。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

 

家人「取り込んで良かったね、今朝の冷え込みで

おだぶつしていたよ」

 

 

ザボンの木出見つけた、青虫のことである。

 

 

青虫から見れば「天は見捨てなかった」と

言うことになる。

 

 

その「天」はワシと言うことになる。

 

 

そうなると、何かすごく良いことを

したような、そんな気持ちになる。

 

 

今日は、良い日になりそうだ。

 

 

病身だから、やれることが限られる。

 

 

ほんのたまに、名もない家事というやつを

手伝うと、いかんせん途中で息切れがする。

 

 

家人「あんた、じゃまをせんでおくれ」と

邪険にされる有様だ。

 

 

せめて宅急便の、取り扱い注意ぐらいに

してもらいたい。

 

 

 

数日前、居間に取り込んだ青虫は元気。

見ていると、意外と面白い。

 

 

 

パソコンを触りながら、時々ながめる。

 

 

ほとんど、お眠りあそばされている。

ときたま、かすかに動いている。

 

 

 ザボンの葉っぱを餌に置いた。

その、へりをかじっている。

 

 

少しだけ、頭が動いている。

 

 

ははん、お食事中か。

食欲は旺盛。

 

f:id:noritomi294:20191207140231j:plain

 

この居間は住み心地が良い、と言うことだろう。

 

 

ええっ!

お前は、食べながら排泄をしている。

 

f:id:noritomi294:20191207140321j:plain

 

しつけがなっとらんなあ。

 

 

家人「仕方がないよ、親と離ればなれの

暮らしだからね」

 

 

私「そうか、教えてくれる人がいなかったんだ」

 

 

ザボンの葉っぱを、一円玉の半分ほど

かじっている。

 

 

その下には、小さな緑色の排泄の

玉が10粒ほど、転がっている。

 

 

体の大きさに比較したら、多いと言えるか。

 

 

 

食事が終わると、容器のへりに登った。

私「ここから、脱出する気かな」

f:id:noritomi294:20191207135704j:plain

 

 

 

家人「わからないね、周りを探検する

かもしれない」

 

 

容器のへりを、ゆっくりと動いている。

途中で半身を乗り出して、あたりを

眺めている。

 

 

どこに目が付いているわからん。

臭いを、確かめているのかもしれない。

 

 

たっぷりと時間をかけて、一周した。

 

 

この動作は、モコのすることに似ている。

 

 

あいつは、部屋の中に何か新しいものが

置かれると必ず匂いを確かめる。

 

 

記憶にある匂いだと、安心する。

 

 

新しい匂いの物は、用心する。

すぐには近寄らない。

 

 

青虫だからと言っても、生き物だから

同じことをしているのだろう。

 

 

ひとまわりが終わると、葉っぱに戻り

眠ってしまった。

 

 

家人「あんたと同じで、歩行練習だったんだ。

家のまわりを、一回りだねえ」

 

 

退屈なテレビの番組を見ているより

私「お前さんの動きを見ている方が

面白いよ」と話しかけた。

 

 

家人「そうだよ、かわいいよ」と言う。

 

 

普段、テレビを見ながら、パソコンをしている。

今日はそれに加えて、青虫の観察だった。

 

 

忙しかったよ。

 

 

では、また明日。

 

 

 ランキングに挑戦中です。

クリックをよろしくお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村