老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

コーヒーの友は、村上春樹の本。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

 

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小さいポットの、カランゴエ花数は少ない。

 

 

 

コーヒーは、飲み物である。

 

 

ところが、これが少し曲者で飲むところの

雰囲気で、味や美味しさが変わる。

 

 

 

若い時代に、あっちこっちの喫茶店

良く行ったのも、コーヒーを飲む最良の

空間を探していたのかもしれない。 

 

noritomi294.hatenablog.jp 

 

 

50数年たった今も、コーヒーはお好みだ。

毎朝、飲んでいるよ。

 

 

 

だけど、今や病持ちになって、流行している

カフェーには、行ったことがない。

 

 

 

ワシみたいな、むさぐるしいじじいが

行くような所ではないと、十分承知は

している。

 

 

本音は、やはり行ってみたいものだ。

 

 

 

気持は、ちょいオシャレな雰囲気の

カフェーであれば最高。

 

 

お客さんが少ないときに、本を

読むふりをしながら、コーヒーの

香りと、味を楽しみたい。

 

 

 

もちろん、BGMは必要。

静かな、バラードが良いなあ。

 

 

 

読むふりをする本は、と言うと。

村上春樹の本がぴったり。

 

 

 

この人の小説は、難解な文章が多い

本格的に腰を据えて、読みだしても

すぐに降参する。

 

 

 

だから、読んだふりをしている。

わかっているような顔をする。

 

 

 

その顔で、コーヒを味あう。

 

 

 

再度、読むことに挑戦をする。

 

 

 

村上春樹の小説は、読みにくいのが

ウリで、そのことがノーベル賞

候補になっている。

 

 

そのようにワシは、にらんでいるがねえ。

 

 

 

最近は、毎年候補にあがって

新鮮味の方は、幾分薄れてきた。

 

 

 

残念だ。

 

 

 

この人の物語は、筋道が2本

いや3本にも岐れる。

 

 

 

その上、やっかいなことに話が

あっちにこっちに飛んでしまう。

 

 

 

まるで、ワシと家人の老老暮らしの

会話のようだ。

 

 

 

あれ、これ、それ、と訳がわからんが

長年培った、読解力で何とかなっている。

 

 

 

しかし、村上春樹さんの小説は、話しの

構成が、もっと複雑だから手こずっている。

 

 

 

ここでまたもや、読んだふりの顔で

コーヒーをすする。

 

 

 

だが、この人のエッセーは

文章がやさしい。

 

 

人が変わったようにやさしい。

 

 

 

心の浮かんだことを素直に

述べている。

 

 

 

書いた小説の発端になったことも

書いてある参考になるし、面白い。

 

 

 

ワシには、むしろこのエッセーが

愛読書になっている。

 

 

 

村上春樹の小説を、理解したいのなら

コーヒーを飲みながら、エッセーを読み

小説に入り込むのも、良い手だ。

 

 

 

その時には、コーヒーは絶対に

外したくないなあ。

 

 

 

完読を期待している。

 

 

 

では、また明日。

 

 

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