老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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カボスに、お願いしました。

おはようございます。
久留米のじじいであります。
 

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カボスの収穫を始めました。
今年は満作です。
 
 
 
もう少し、寒くなると焼酎のお湯割りが
美味しくなります。
カボスも、一緒にしぼり込みます。
 
肴は、サンマの塩焼きが似合っています。
ところが、残念!!
 
肝心のサンマが、不漁の二ユースですね。
まわりの国の皆さんが、サンマの美味しさに
目覚めたということでしょうか。
 
 
 
カボスを、知らない人がいるかなあ。
レモン、すだちに匹敵する柑橘です。
本場は、大分。
 
だいぶん前ですが、当時の平松大分県知事が
一村一品という運動を始めました。
このカボスと大分県産の焼酎を、抱き合わせて
東京に売り込みました。
 
都で名が売れると、全国に広がる。
 
そう言う作戦だと、聞いていました。
知事が東京に行く時は、必ず焼酎とカボスを
お土産に持って行ったそうです。
 
県の職員の方が酒の席で、話していましたので
間違いないでしょう。
 
あ、いや、当時、私も大分で仕事をしていました。
カボスの美味しさを、この本場で覚えました。
 
 
 
会社を退職して家を建て、このカボスとザボン
苗木を植えました。
我が家の記念樹です。(二人ともに食いしん坊)
 
植え付けて3年後、実がなり始めました。
いらい、毎年実をつける優等生です。
私たちと共に、この土地になじんだのでしょう。
 
 
 
家人「団地のAさんに会ったよ、夫婦で花壇の
草取りをしていた」
せいが出ますねと、声をかけた。
秋の花のシーズン前の整理だよ。
 
あんたんところの御主人、元気になったね
良かったね。
家人「病は落ち着いている、少し散歩が出来ると
喜んでいるよ」
 
花の写真をとります、よろしくと言っていた。
いつでもどうぞと答えたよ。
 
私「カボスの、お裾分けはどうだね」
家人「そうしよう、風船唐綿のことも
話してくるよ」
 

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家人「生産者のあの人に話してみようか」
私「何をだね」
 
家人「カボスのことだよ、あの人がスーパーの
生産者コーナーに出してくれないか、どうかだよ」
私「おい、それは名義借りか、犯罪だよ」
 
家人「安いなら消費も良い、生産者も収入になる
うちも在庫がなくなる、三方一両得だよ」
私「お前さんの、頭が良いのはわかるがねえ」
 
 
 
年々、皆が年を取ってきました。
知り合いが、少なくなってきました。
 
こういう時に、困るのはお裾分けが
できません。
 
家は建ち、人は増えていますが
知らない人ばかりです。
だんだんと、住みにくくなっています。
 
 
カボスとザボンの木に、お前たちも年を取って
きたのだから、頼むから実を少なくつけてくれ。
 
と、お願いをしました。
 
 
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