老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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絵を描く友達とレイ・チャールス「わが心のジョージア」

こんにちは、久留米じいじです。
九州の久留米です。東京の東久留米じゃあないよ。

夕方、行きつけの喫茶店に寄った。
しかし、こんな時間には入ったことがない。


店内には、お客さんが二人だけ。
もちろん、カウンターは空席で誰もいない。


マスターが、おや、こんな時間にお珍しい
どういう風の、吹き回しですかという。


友達が、油絵を描いていてねえ。
やつの先生が、個展をやっている。


見に来てくれというから行ったよ。
絵はどんなのでした。


絵のことは、ほとんどわからないがねえ。
うん、あれは落ち着いた絵というのかなあ。


風景や生物を、美しい色で描いてあったよ。
友達が描いているものと、同じ感じだったよ。


なんだか、お友達のほうが上手みたいに
きこえますよ。


え、そうじゃない、先生のほうがうまいさ。
でも、10年もすりゃ、先生を追い越すかも。


ほらあ、やっぱり友達のほうが、見込みがあるんですね。


絵なんかわからない俺の、予想屋的な見立てだから
当たりっこないよ。


で、その友達は一緒じゃないのですか。
うん、先生と絵の仲間で会食だそうだ。


スローな曲が流れている。
いい曲だなあ、ジョージアジョージアって聞こえるね。


今、アメリカでヒット中の、レイ・チャールスの曲ですよ。
目が見えなくて、ピアノを弾いて、歌っているそうです。
すごいですねえ。


この話、お客さんの受け売りです。
ビートのきいた曲もいいですよ。
体でリズムを、とりたくなりますよ。


レイ・チャールスの歌が終わった。
最後まで楽しめた。
マスターご愛想。


私も、お友達の絵じゃなかった、先生の絵を見にゆきますよ。
うん、友達が喜ぶよ、よろしく。


その後、しばらくして「史上最大の作戦」や「大脱走」の洋画が
封切られた。
もちろん、見に行った。


そのころに、レイ・チャールスの歌が流行りだした。


友達の絵が、家に1枚ある。
壁には飾っていない、古くて小さい家だから。
物置のどこかにあるはずだ。


レイ・チャールスのアルバムLP盤も一緒にね。

  

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