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「鬼夜と鬼すべ」は日本三大火祭りの二つで、福岡にあったよ。

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1月6日、筑後市熊野神社の「鬼の修正会」があった。
久留米から、7キロメートルほど南にある。
巨大なたいまつを作り、無病息災、五穀豊穣を祈願する。
火をともし、燃え盛る火の粉を浴びると、その年は
運がよいといわれる。

 

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1月7日、久留米大善寺玉垂宮の「鬼夜」があった。
ここは、私の隣町である。
日本三大火祭りの一つであり、巨大なたいまつを
作り火をともす。
このたいまつが、6本並ぶと夜を焦がすという
言葉がピッタリとあてはまるよ。


同じ1月7日には、太宰府天満宮の「鬼すべ」も
あった。
ここも日本三大火祭りの一つで、火の壁をはさんで
鬼組と鬼退治の組が、せめぎあいをする。


1月7日は、タクシーで眼科に行った。
途中、玉垂宮の前を通った「鬼夜」の準備は
出来上がっているようだった。


タクシーの運転手さんがお話好きで「鬼夜」のことを
いろいろと話してくれた。


むかし、「鬼夜」が盛んなころはたいまつが12本
あったが、たいまつことの集落相互でけんかが
絶えなかった。


けんか両成敗で、いくつかの集落が出入り禁止になり
たいまつの数が少なくなった。


現在は、年寄りが多くなりさらに少なくなった。
タクシー業界と同じで、ここも高齢化のしわ寄せが
ありますね。と話した。


でも、今夜は暖冬であまり寒くないので、お参りも
らくですよ。
いつもの年の今頃は、震え上がる寒さで、参るほうも
らくじゃあないですよ。と話の追加があった。


翌日、記事を切り抜きあらためて読んで、気が付いた。
日本三大火祭りの2か所は、福岡県内にあるよ。
大宰府天満宮の「鬼すべ」と玉垂宮の「鬼夜」だ。


ネット検索。


あと一つは、福島の「松明あかし」だった。
若いときに、そうと知っていたら見に行ったのにねえ。
今となっては、後の祭りだなあ。


鬼に関する火祭りは、昔その地域の賊徒を大がかりな
たいまつの明かりをたいて、退治したのが由来のようだ。


イルミネーションとか、蛍光灯とか明かりのない夜は
真っ暗のやみで、多数のたいまつのあかりで戦った。


当時としては、最大のショウだったろうね。
おまけに、悪者どもはいなくなる。


この喜びを伝えるために、お祭りになり毎年
ショウとして、再現していたんじゃないかなあ。


家人「子供が小さいときに行ったよね、寒くて
寒くてふるえ上がりました、子供も私も寒かった
記憶しかないよ、もう行くのはかんべんですよ」
と、いわれたよ。


お正月早々の「弱り目にたたり目の」目の痛みは
眼科に行けて、目薬もらって痛みが和らいだことが
一番のお年玉だった。


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