イチジクが熟した。ヨドリより早起きして収穫かよ。
今朝も冷え込んだねえ。
前回のブログは、なかなか作業が進まなかった。
記憶が「忘却の彼方にあり 」でねえ。
思い出すのに時間がかかったんだよ。
無花果と書いて、イチジクだよ。
「知っているよ、当たり前じゃん」
でも本当は、花があるんだよ。
えっ、見たことがないよ嘘だろう。
それはね、食べていて口になかでプチプチする
あの粒粒が種なんだよ。
実の中に花があるから、種はできないようだなあ。
種がないのに、どうやって増えたの。
枝が地面にふれていて、そこから根が出ていたから
ここから切り離して植えた。
それから、切り取られた枝をゴミとして捨てた。
これが、運よく活着した。
その後、挿し木や取り木で増やす技術が生まれた。
と、思うよ。
おいしくて栄養豊富。
熟した実は、とても旨いなあ。
しかし、皮が柔らかいのできれいにむけないね。
これが欠点だね。
最近は、皮ごと食べられる種類があるそうだよ。
これを増やしたいなあ。
家人は「高血圧や便秘にきくから薬がわり」と
言っているよ。
ヒヨドリが食べにくる。
今年はめずらしいことに、このイチジクを食べに
来ているよ。
多分、猛暑のせいだろう。
お隣の柿が、わずかに数個実っただけだった。
いつもは鈴なりしていたのにね。
だから、この柿をヒヨドリはすぐに食べつくしたよ。
あっ、という間だった。
そして次には「しめしめ、ここにイチジクがあった」と
大喜びをしているよ。
しゃくだねえ。
熟した実は見つけにくい。
私「イチジクが、2個うれているよ」
家人「よく見てください、4個のはずですよ」
私「よく見たら4個だったよ」
家人「明日、朝のうちに収穫します」
私「ヒヨドリより、早起きして収穫かよ」
家人「年寄りは、朝早く目が覚めるからね」
私は「食欲のほうが、まさっているからだ」とは
言わなかったよ。