「ムベなるかな」という言葉はご存知ですか。
ムベという果物をいただきました。
先日、黒豆の枝豆を、おすそ分けした知人からのお返しです。
アケビは子供時代にたべたことがありますが、美味しいと
言うほどのものでは、ありませんでした。
食べ方は、アケビと一緒。
味わいながら種を吐き出すそうです。
アケビは、熟すと実が割れますが、ムベは熟しても
割れないそうです。
ネットで調べると、郁子と書いてムベという。
不老長寿の果物か。
大昔、天智天皇が旅に出て、元気な老夫婦と出会いました。
なぜ、元気かとたずねたら、この果物を食べているからと
差し出した。
早速食べてみて、むべなるかな(もっともであるなあ)と
言ったそうで、それ以来、ムベと呼ぶようになったそうです。
葉っぱが少しついていました。
面白い形です。
一か所から5本に枝分かれをしています。
和紙を作る原料のみつまたは、名前のとおり3本に分かれて
いますが、これは5本です。
そういえば、アケビの葉っぱも少し変な形をしていました。
5本に分かれていたのかもしれませんね。
垣根の上で、毎年たくさんの実をならすそうです。
見てみたいものだと電話をしたら、どうぞの返事で
早速、見に行って、写真をとってきました。
数個の塊りになって、アッチコッチに鈴生りしていました。
実っている姿を見て、味わって、やはり、ムベなるかなでした。
これで、寿命が1年伸びたかな。
今日も、良い日で、良い野菜が出来ますように。