老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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えんどう豆3兄妹、それはね、グリーンピース、きぬさや、スナックだよ。

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えんどう豆3兄妹です。

 

こんにちは、久留米じいじです。
 
皆の者、頭が高い、ひかえよ、台風18号さまが、お通りだよ。
予報の円と幅の線を見ると、ものすごく生意気なやつにみえる。
野菜の出来が悪いので、台風に八つ当たりのじいじです。
 
ベテラン氏との会話
 
三途の川で 
   私「天国に行くか」
ベテラン「年中花盛りで、食べ物もいっぱいあるだろう
     野菜はいらないからなあ」
 
   私「じゃあ、地獄だな」
ベテラン「あの荒地だと、開墾のしがいはあるが
     鬼の奴が監督じゃ、面白くないなあ」
 
   私「じゃあ、どうする」
ベテラン「三途の川で漁師になるよ、筑後川育ちだよ
     魚をとるのは、お手のものだからね」
 
団子3兄弟ならぬ、えんどう豆3兄妹だよ。
 
 
実えんどうと呼ばれていた。
外側のかわは食べない、中の実だけを食べるよ。
 
長女はきぬさや。
 
きぬさやえんどうと呼ばれる。
きぬは絹、絹の布がこすれあうとキュッ、キュッと音がする。
この音に、きぬさやがこすれあうときに、出る音が似ている。
さやを食べる。
 
さやは、刀の鞘と同じ、外側のこと。
 
次男はスナック。
 
スナックえんどうともいう。
アメリカ留学がえり、昭和50年あたり。
皮も実も食べられるから、一気に全国普及。
 
兄弟だから育て方は一緒だよ。
 
江戸時代の「本草綱目」に出てくる、育ちあがるのに延々と時間がかかるので
えんどうとのこと。
 
11月に種まきして収穫が5月で6ヶ月、半年かかって出来上がる。
延々という言葉がぴったり当てはまるね。
 
連作って知っているよね。毎年続けて同じ野菜を、同じところに作ることだね。
このえんどう兄弟はその連作を嫌う筆頭だよ、野菜つくりの中で
一番長く、同じところに作れない。
 
作り始めのころ、2~3年あければいいと考えていた。
農家のベテラン氏が「もっとあけないと、病気が多くなるよ」と
教えてくれた。
それ以降、可能な限り長くあけることにした。
 
テキストをみると、7年あけろと書いてあった。
なんと、なんと7年だよ、そんな昔のことは忘れます、というほどだよ。
 
ジャガイモ、トマトのグループだって、5年ぐらいのもんよ。
このえんどうさんは、超長いよ。
 
霜による被害。
 
霜対策は、今でもわら囲いだよ。わらを束にして頂点を結び、三角屋根にして
豆はこの中で育てる、富山の公園の雪つりに似ているね。
 
うちは、卒業したよ。今は防虫ネットが味方だよ。

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霜に当たると黒くなって枯れる、元気の良い10センチほどの若いものは
意外と強いので、種まきを遅くして、霜の時期を小さく育てる。
 
暖かくなると、急速に育つから十分に間に合うよ。
問題は、思わぬ暖冬で大きくなったものが怖いよ。
霜に当たって黒く枯れると、再生はほとんど不可能。
 
ジャガイモも同じ状態になる。あとソラマメもだよ。
えんどう、ソラマメ、じゃがいもは、この霜の期間の状態で収穫量が
変わってくるよ。
 
酸性を嫌う。
 
酸性を嫌うから必ず石灰を入れる。
昔は、焼き灰とか、かまどの灰を入れていたよ。
この手の灰は、強力なアルカリ性だから、どっさり入れると失敗する。
といっても、今どきは入れないから大丈夫だな。
 
私の子供のころは、五右衛門風呂で、バスタブが大きな釜だった。
お湯の中の周囲をさわると熱かった。
足が熱くならないように、板に乗って沈めるが、子供は軽いので不安定になり
いつも失敗して、熱い目にあっていたよ。
 
いつもの癖が出たね、横道さんだ。本線に戻る。
 
終末期のウドンコ病は病気にあらず。
 
収穫後半ぐらいから、下の方の葉っぱが白くなる、ウドンコ病だ。
これは、勢いが弱くなるから、仕方がないよ。
これは病気ではない、あたりまえ。
 
そのころは、下の実は収穫済みであるから影響はない。
薬もかけない、ほったらかしにする。
 
収穫終わり。
 
人の肩ぐらいの高さで咲く花は、実になっても小さいし、時間がかかる。
もう終わり、もったいないと思わずに見切ってしまう。
急いで撤収すれば、何か他の野菜つくりに間にあうよ。
 
きぬさや。
 
これは、1株か2株もあればよい、たくさん食べるものでもない
ほとんど料理の添え物か、見栄えをよくするためのもの。
大量に収穫すると、料理上手の奥さん泣かせになる。
作りすぎて、奥さんの機嫌が悪かったことがあるよ。
 
スナック矮性。
 
スナックに矮性という、背丈が伸びないものがる。
収穫する実がやや小さめだが、小さくこんもりとなるから作業が楽。
本来は、プランター用か、でも畑に十分使えるよ。
 
グリーンピースは冷凍に。
 
収穫してすぐに皮をとり、そのまま冷凍にすると1年中使える。
水洗いして冷凍すると全部が凍る、小出しに出来ないから使いにくい。
そのまま冷凍すると、パラパラしているから、少しずつ使えるよ。
生のままの冷凍だから、煮込む、または炊き込む。
 
秋作があるそうだ、夏の終わりに種まきして秋に、収穫というが
本当だろうか、よく分からないよ。
多分、やっている地域あるのだろうね。
 
 
 
 今日も、明日も、良い一日でありますように。
 
まとまりのない文を、読んでいただき
ありがとうございます。
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