人類史でみると、人の密集した都市文明が「異常」
おはようございます。
久留米のじじいであります。
研究者が語る新型コロナの対峙。
人間はこれまで森林を伐採して農地にし
そこに大量の肥料をまいてきました。
地球の表面をコンクリートで埋めて
都市に変えてきました。
人が世界中どこにでも、野放図に移動する
ようになりました。
これは、行き過ぎでおかしいことだと
ずっと言われてきましたが、本気に
してこなかった。
そうやって文明をまわして行くことで
お金が儲かるからですよね。
経済を優先して、地球環境問題は先送りに
してきた。
それを、グレタ・トウンベリさんは
怒ったわけでしょう。
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情報不足が人を理不尽な行動に走らせる。
正確な情報があれば、みんな結構まともに
行動します。
情報が限られて、危機感だけがあると
人は理不尽な行動に走ります。
買い占めるとか。
反対にそれほど危機的ではないと思えば
勝手なことをします。
人間は、他者に「共感」できる生き物です。
みんな自分自身をリファレンス(言及、参照)
にして自分がこう思っているから、相手も
そうだろうなと言うふうに類推します。
自分が嫌なことは、相手も嫌だろうなと思う。
言葉にしなくとも、表情やしぐさから無意識に
わかりあえる。
全員のために良い解決点はどこにあるか
考えると思います。
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政治的なリーダたちがやらなければいけないのは
危険がどれくらいあって、どういう情報が
あるのか・ないのかをちゃんと伝えることです。
それがものすごく、人の行動を左右すると
思います。
それを考えると、私をふくめてだけど年寄りは
もう駄目だと思う。
特に、年寄りの男の政治家は、どうせ今までの
思考形態を変えないし、今まで通りの枠組みしか
思いつかないから、文明の方向を変えようと
言うことには思いいたらないと思う。
やはり、今の若い世代が何を選択するかに
かかっているのでしょう。
古川雅子 「いのち」に向き合う人たちを
テーマにしている社会学者。
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インタビュー記事なのですが、要点だけです。
こういう発言が貴重だと思うんですがね。
不満に思って、ただ騒ぐだけのニュースが
多すぎますね。
将来を見据えてのスケールの大きい発言が
欲しいものです。
では、また明日。
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