ふなやき、ゴロシ、半ゴロシ。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
今日の正午12時、いつもの通り
医療従事の方たちへ、感謝の拍手を贈ります。
この木何の木、気になる木。
おしゃべり仲間の電話が、少なくなった。
コロナの話しだと、気が滅入るからだろう。
かわりに、思わぬ友達からの電話が
あるようになった。
一人暮らしで、耐えられなくなったのだろう。
家人「うちはあんたがいるから、変わらずに
いられるんだよ」
私「ワシは大船だ」
***
私「ホットケーキミックスが売り切れのようだよ」
家人「ホットケーキは、簡単だから
子供に教えているのだろう」
私「子供が料理を学ぶ、良いことだよ
材料が売り切れなら仕方がないねえ」
家人「かわりに、ふなやきはどうだろう
これだとメリケン粉で出来るがねえ」
私「ふなやきは、全国どこにでもあったかなあ
筑後の漁師が、発祥だときいたことがあるよ」
ふなやきは、子供のころおやつで食べた。
メリケン粉を水で溶いて、フライパンに流し込んで
両面を焼いたもの。
粒状の黒砂糖をのせ、2つに折りたたんで食べた。
ふなやきがまだ熱いままで黒砂糖をはさむ。
熱で溶けて、こぼれ落ちる。
着ているものを汚すと叱られた。
なんとも素朴な味。
あの頃は、白砂糖がまだ貴重品だった。
このふなやきは、どこにでもあったものだろうか。
***
ゴロシという、筑後の昭和時代のスィーツがある。
変な名前である。
メリケン粉を練り込んで麺棒で延ばし
幅5センチほどに切りゆでたもの。
熱々にゆで上がったものに、これも黒砂糖を
まぶして食べた。
ゴロシと言う名前の由来はわからない。
わからないゆえに、いろいろと妄想する。
これも楽しい。
まさか、殺人の殺しから来てるとは思わないが、
ゴロシとコロシは、よく似ている。
この考えは、不吉だね。
最近は、小豆のあんこをまぶした
小豆ゴロシというものがあるそうだ。
おいしかったよ」
***
家人「おはぎの半ゴロシから来たのかも」
おはぎは、中の餡がご飯で粒を半分残した。
これが、おはぎの半ゴロシ。
戦後間もない時代だったから、お米はないし
小豆も手に入らない。
粒のない、うどんの幅が広いものなので
全部殺したもの。
それが、ゴロシになった。
本当かどうかは、わかりません。
単なるじじいの妄想であります。
***
どちらも、メリケン粉が材料のもの。
手の込んだものではない。
子供たちに、昔はこんなおやつがあったと
昭和の歴史を教えることも、良いと思う。
どうです、あなたの所も作ってみませんか。
では、また明日。
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