老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

単純だから、参考になる。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

f:id:noritomi294:20200328133339j:plain

 ポピー又はひなげしはアグネスちゃん。

 

 

今朝、見たブログ。

サボテンを枯らした。

 

 

植物を枯らさない「2つのこと」

植物にとって、ベストな場所に置くこと。

 

 

なるべく、毎日観察すること。

 

 

育てることが上手い人は、植物が水と光と

風の何を求めているかを、読み取る人。

 

 

日々、観察すること。

それが、身につき力になる。

 

 

***

私「サボテンを枯らすような人は、ベストの

場所に置いて、毎日観察することだってさ」

 

 

家人「サボテンを枯らす野暮天かい」

私「そのとおり」

 

 

家人「あんただろう、お笑いだよね」

私「う、いや、なに、あれだよ」

 

 

家人「思い出したね、あれがお笑いだろ」

昔、失敗したことを思い出した。

 

 

家人は、それをおぼえていやがった。

 

 

***

家人の父親は、植木のとうりょうだった。

 

 

お得意さんのために、盆栽も少し育てていた。

 

 

ある年の春。

転勤先に来た。

 

 

手土産は、盆栽である。

 

 

姫リンゴの木を仕立ててあって、満開していた。

美しいものだった。

 

 

当時は、仕事が忙しかった。

 

 

水やりの知識もなくて、花が終わりしばらくして

枯れてしまった。

 

 

家人は、素人だから仕方がないよ。

そう言うふうに、親父さんに伝えたようだ。

 

 

***

翌年の春。

 

またもや、姫リンゴの花が満開の盆栽が来た。

 

 

自分としては、水やりもじゅうぶんにしたつもり

だったが枯れてしまった。

 

 

盆栽はむづかしい。

 

 

親父さんは、私が忙しい人だから仕方がない

と言ったそうだ。

 

 

***

その次の春は、親父さんからの電話があった。

姫リンゴはつぼみがついたがどうするね。

 

 

家人「そんなに言っているよ」

私「もう、遠慮するよ」

 

 

とうとう、ギブアップした。

親父さんも、ホッとしたとおもう。

 

 

盆栽は、難しい。

手を出すまい。

 

 

***

家人「あんたは、野菜作りはプロ並みだがね」

私「20年も続ければ、誰だってそうなるさ」

 

 

元気な時に、道の駅の苗コーナで、盆栽を

仕立てる鉢をよく見ていた。

 

 

これが、5年あるいは10年手当てをして

上手く作れば、良いのが出来る。

 

 

何度も、そう思ったが手は出なかった。

 

 

1年限りで決まる。

会社の仕事もそう。

 

 

年度、年度で決着をつけていく。

野菜を育てることも、1年の繰り返し。

 

 

長い間、そう言うことをやって来た。

そう言う、生き方しか出来ん。

 

 

もうこの年じゃあ、1年、1年を大事に

良くて行くのが、一番だと思う。

 

 

サボテンを枯らさない教えを参考にして

今、手元にある花たちを大事に

育てることにした。

 

 

では、また明日。

 

 

 ランキングに参加しています。

クリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳代へ
にほんブログ村