春じゃがは、いつ植えたっけ。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
朝、電話があった。
野菜作りの仲間の奥さんから家人に。
ひとしきり、話しをしている。
電話機をそのまま「ちょっとまって」と
言いながら
家人「春じゃがの、植え付けはいつだったっけ」
私「普通、2月下旬から3月上旬だよ、今が
ギリギリの線だな」
電話に向かってきこえたろう。
今がギリギリだと言ってるよ。
それから、また話が続いている。
あの奥さんが私にお尋ねだ。
ご主人は、どうしたのだろう。
***
家人「さっきの電話だけどね」
私「旦那は、どうしたんだろう」
畑の仲間だった。
家人「体が弱って、畑は無理だってさ」
私「あいつもかあ」
そんなにひどくはないが、野菜作りの意欲が
なくなってしまった。
体が悪くなって、ご機嫌も悪くなった。
ほんの少しのことで、怒る。
今朝も、春じゃがのことをたずねたら
「俺は、知らん勝手にしろ」
「ええ、勝手にしますよ」
売り言葉に、買い言葉になってしまった。
だから、少しでも作ろうと電話した。
そう言う話だった。
私「あの人、元気な時はのんびりしていた
気がするがねえ」
家人「年寄りになって、怒りっぽいのは
ボケの始まりというがねえ」
***
春じゃがの植え時だなあ。
思い出した。
ワシは、人様より少し早めに植え付けていた。
2月の節分を過ぎてすぐに植えた。
長年やって習得した秘策がある。
ジャガイモの種類は、男爵とメークイン。
芋の種類は、家人の好みだ。
料理によって使い分けをしていた。
種イモは、大きめ。
半分に切る。
断面をお日様に当てて乾かす。
植え付ける時に、断面を空に向けて植穴に置く。
その上に、もみ殻燻炭を一握り置く。
断面と、もみ殻燻炭が秘策なんだ。
畑を止めたし秘策も公開するよ。
断面を上にするのは、芋の下から茎が伸びる。
芋の生まれる枝が多くなり多く育つ。
もみ殻燻炭は、腐敗防止と肥料。
土中の空気の流れが良くなる。
畑をやめる直前には、黒のビニールを
被せることを試していた。
これも、面白いが、野菜作りを好きな人で
ないとわからないね。
ジャガイモの出来が良いと、家人もご機嫌だった。
家人「何を、思い出しているんだい
顔がゆるんでいるよ」
私「いや、なに、どうしたらつれ合いが
御機嫌になるか、研究をしていたよ」
では、また明日。
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