お鏡モチって何なの。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
お鏡用と、お雑煮用、残念だがワシは喉の病で食べられない。
友達の所で、餅つきがあって、お鏡餅を
いただいた。
***
お正月は、なにもしない。
会社を退職して、それから徐々に
暮れの仕事を減らしてきた。
今考えると、年寄りの暮らしとしては
正解だったと思う。
しかし、年々体が動かなくなってきたので
意識的に減らさなくても、体力的に減って行く。
当たり前のことだったかもしれない。
***
孫たちにお年玉を送る。
これが、メインの仕事である。
あとは、静かにお正月をすごす。
テレビの番組に、見ごたえがあるものが少ない。
これが、玉にきず。
私「年寄りむきの番組を作ったら、案外
高視聴率になると思うがねえ」
家人「そうですかねえ」
疑いの目で見られた。
ろくでもない考えと、思っているようだ。
あとは、うたたねをするしかない。
***
お正月の天気が気になる。
家の外を、少しでも歩きたい。
運動不足と言うほどのものではないが
ボケ防止になるように。
最近、近所の85才の男性が、朝と夕方
家の前を良く通る。
そのたびに、数回、顔を合わせる。
私「あの親父さん、散歩の距離を
増やしたようだ」
家人「ちがうよ、頭のねじが
少しゆるんできたのよ」
もっぱらの噂は、徘徊に近いボケだそうだ。
散歩に出るのも、気をつけんといかんなあ。
ワシのように、カメラを手にして地面に
しゃがんで写していると、間違えられるなあ。
気をつけよう。
あたりを見回してそれから写真を写す。
家人「それじゃ、なおさら怪しいよ」
私「写真をとっていますと叫ぶ」
家人「気が狂ったと思われる」
私「どうすりゃいいのさ~~」
***
娘「お鏡餅は、なぜお鏡なの」
私「昔の鏡さ、銅鏡だよ」
鏡は、魂を映し出す。
形は丸い。
餅を丸く作って、魂を込めた。
お正月に食べて、生命力をいただく。
娘「どうして、2個重ねた」
月と太陽の重なりだ。
福と徳の重なりとも言う。
縁起が良い。
1年を目出度く重ねる。
大きなお鏡は、メインで床の間。
小さいお鏡は、1年間お世話になった
場所、道具におく。
お三宝は、お供えを載せる道具。
お供えする。
1年の終わりと、年の初めに感謝する。
祖父母の所で育った。
貧乏でも、しきたりはきちんと守った。
何もしないが、お鏡だけは外せないよ。
では、また明日。
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