老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

「ありがとう」と書いたメモ。

おはようございます。

久留米のじじいであります。

 

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 スナックえんどうの発芽、遅ればせながら。

 

 

子供が書いた字のようだ。

心当たりはない。

 

 

病で体の動きがままならない。

ほとんどの用件は、ワシの方が頼んでいる。

 

 

だから「ありがとう」は、こちらからの

言葉なのだが。

 

 

私「これが、玄関にあったよ」

家人にメモを見せた。

 

 

家人「私も、心当たりはないねえ」

話しは、それだけであった。

 

 

 

数日後。

家人「ありがとうの主がわかったよ」

 

 

私「えっ、そうかい、誰だった」

家人「いつも通る、小学校の生徒だった」

 

 

学校の先生が、見えたそうだ。

 

 

家庭訪問の途中で寄りました。

 

 

「ありがとう」のメモなんですが、生徒が

置いたものです。

 

 

家人「それがね、なかなか良い話だったよ」

 

 

生ごみの集荷するところに、カラス除けの

ネットを被せるだろう。

 

 

学校に行く生徒が、おばちゃんどうして

ネットをするのと、たずねたよ。

(おばちゃんと言われたことも気に入っている)

 

 

カラスとネコがいたずらをして、ゴミの袋を

破って、散らかすからだよ。

 

 

そこらじゅうが、汚くなる。

そんな説明をしたよ。

 

 

先生は、先日作文の宿題を出しました。

何でも良いから、書いてくるように。

 

 

あの子は、お宅から教わった青いネットの

ことを書いていました。

 

 

内気で気弱ですが、感受性の強い子です。

ときどき、オヤッと言う表現をします。

 

 

良く出来ましたと、ほめました。

 

 

そのおばちゃんに、「ありがとう」って

伝えたら良いよ。

 

 

そう言うと「うん」と返事をしました。

 

 

家庭訪問を始める前に、あの子に「ありがとう」は

どうしたのとたずねました。

 

 

誰もいなかった、メモを書いておいて来た。

見られたかどうか、少し心配しました。

 

 

あの子は、声が小さいのでわからなかったかも。

 

 

メモの正体がわかった。

先生に「わざわざ、ありがとう」と言ったよ。

 

 

私「その子に、会いたかったね」

家人「ほめてやりたいね」

 

 

私「おばちゃんと、呼んでもらいたいのだろう」

家人「うん、それもあるね」

 

 

今日は、妙に素直だと思った。

嬉しい話だったからだろう。

 

 

では、また明日。

 

 

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