御年78才夫婦の暮らしは面白いに決まっちょる。

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リンゴの風景。

おはようございます。
久留米のじじいであります。
 

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九州生まれで、九州育ち。
 
 
ワシには、リンゴと言う果物は
なぜか、気品を感じる。
 
 
あの上品な香りゆえか。
 
 
若いころ、会社のどういう都合だったか
知らないが、12月の寒い日、上司に呼ばれた。
 
 
上司「君、スマンが札幌に出張してくれないか」
私「えーっ!札幌、北海道ですよね」
 
 
東京本社には、行ったことがある。
しかし、札幌と言うのは職場でも初めて
ではないのか。
 
 
誰も、行っていないと思う。
 
 
頭の中は、道中を作っている。
福岡から大阪は、山陽本線、乗り換えて
日本海を北へ、北へ登ってゆく。
 
 
青森で青函連絡船に乗って
函館それから札幌。
汽車の車中泊2泊、長ーい旅。
 
 
そうか、この長旅と寒さを考えて
先輩たちは逃腰になった。
 
 
断った。
断ったのは、たぶん数人。
だから、若輩の私に来た。
 
 
上司「期間は1カ月だ」
 
 
再び頭の中。
帰りはどうする。
札幌から函館、青函連絡船で青森。
 
 
今度は太平洋沿いで東京。
東京からは寝台で、いつもの通り。
 
 
上司「仕事の内容は、ここと同じ」
この長旅は、魅力だ。
上司に、恩を売っておくのも良い。
 
 
私「はい、行きます」
上司「北海道に行ったことはあるかね」
私「いいえ、初めてです」
 
 
上司「寒いぞ、風呂上がりのタオルが
数分で凍り付いてしまう」
 
 
この言葉は、今でも覚えている。
 
 
 
汽車で青森を通る時、冬景色の中の
リンゴを見た。
 
 
雪がうっすらとリンゴの上に、積もっている。
生まれて初めての、光景。
 
 
次々に、リンゴの畑が過ぎて行く。
 
 
リンゴの赤と雪の白。
冬の薄暗い風景。
 
 
感動した。
 
 
 
リンゴの南限。
リンゴは冷涼な地域。
平均気温が6~14度。
 
 
主な生産地は、青森、長野。
気温は10度前後。
 
 
収穫を終わって落葉したリンゴの木は
12月から3月まで、休眠する。
 
 
休眠から目覚める時に、一定期間の
低温が必要。
 
 
リンゴが良く色ずくには、秋口の
9月下旬から10月上旬に低温が必要。
 
 
神奈川県秦野は、リンゴの南限と言われている。
 
 
 
九州の久住山のすそ野に、朝日村がある。
開拓村で、これまでになる苦労話が
随分前の、新聞に書いてあった。
 
 
そこに到着する、少し手前に野菜の
無人販売所があって、秋口には
白菜や大根が、並べてあった。
 
 
新鮮で、安い。
何度も立ち寄って買った。
 
 
買って、車のトランクに入れてバタンと閉めた。
その目先の視線に、赤い色がチラリと見えた。
 
 
道路越しに生け垣があって、その向こうに
正体があった。
そばに行った。
 
 
「へーっ!!リンゴだ」
九州は、暖かいからリンゴは育たない。
 
 
小学校の先生の話し。
根っから信じていた。
 
 
驚いた。
ここで見るとは。
 
 
 
熊本の小国町には、リンゴの木と言う
茶店があった。
 
 
横はケーキ屋さんで、アップルパイを
作っていた。
 
 
この、今で言うカフェーの前には、数本の
リンゴの木が植えられていた。
 
 
リンゴが、手に届くところで実っている。
美しかった。
 
 
目を楽しませ、店内ではアップルパイと
コーヒーの良い香りがあった。
 
 
建物は、古民家作り。
お気に入りになって、ファンになった。
 
 
大分と、久留米の行きと帰りには、良く
立ち寄った。
 
 
「リンゴが実っている姿は、美しかった」
 
 
今は、温暖化と言われるが、九州にも
リンゴ園がある。
 
 
品種改良の他、色々と努力されて
出来上がったのだろう。
 
 
一度リンゴ狩りに行った。
人が多く混雑していた。
 
 
リンゴの木は誰もいない
そんな、静かな所が似合う。
 
 
シーズンが外れてもリンゴは
見れるだろうか。
 
 
靜かな所でながめてみたい。
 
 
家で時々、話になる。
 
 
家人「もう一度、行って見たいね」
私「コーヒーも良い香りだったなあ」
 
 
出来たら、リンゴの木まで回ろう。
 
 
香りのよいコーヒーを飲んで
アップルパイを、お土産にしよう。 
 
 
では、また明日。
 
 
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