老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

花壇に何を植えようか。

おはようございます。
久留米のじじいであります。
 

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別の風船唐綿の木は、早々に冬支度でした。 
 
 
家人は、百日草の撤収です。
根元から引き抜いて、細かく刻む。
それを、庭木の足元に。
 
 
春から夏、秋の今まで途切れないで
花を供給してくれた。
仏壇、居間、玄関に飾った。
 
 
 
その割には、楽しみにしていた
ジニアのほうは、あまり咲かない。
 
 
百日草の仲間であるから、そこらへんに
いっぱい咲く。
とんだ計算違いである。
 
 
家人「なにが、悪かったんだろうね」
 
 
どうも、風向きがこちらに来そうな。
気配がする。
 
 
私「散歩に出るよ」
話しをさえぎった。
 
 
団地の風船唐綿が、綿帽子を飛ばして
いないか、気になっている。
 
 
途中で気がついた。
風がある。
 
 
少し冷たい。
散歩は止めよう。
 
 
この風では、綿帽子が飛んでいても
写真はとれない。
風が喉に悪い。
 
 
家に帰ると、花壇はきれいさっぱりに
なっていた。
 
 
家人「あんた、花壇に何を植えようか」
思いがけない、問いかけである。
 
 
花壇は、山の神様の領分。
近寄らない、口を挟まない。
これが、一番安全だった。
 
 
私「えっ、なんだって!」
家人「だからさ、何を植えようか」
 
 
例年だったら、パンジービオラ
チューリップか。
 
 
そんなものを、植えていたと思うが
定かではない。
 
 
私「いつもと、同じにしたら」
当たり、さわりのない返事をした。
 
 
家人「そうかい、その方が良いかねえ」
そうきたか、こんな時は胸に一物ありだ。
 
 
私「なにか、新しいものを試すか」
少し探りを入れた。
 
 
家人「あんたは、風船唐綿に芽が出たと
言ってたけど、あれはどうするね」
 
 
私「さあ、わからん、苗作りをしながら
冬越しさせる」
家人「冬越しが出来たら、どうする」
 
 
今日は、いやに絡んでくる。
 
 
待てよ、やつも好きになった。
きっと、風船唐綿がお好みになった。
 
 
私「風船唐綿は、大きくなるよ」
家人「団地のあれだろう、5年は
過ぎていると聞いてるよ」
 
 
私「何年もそのままだから場所がいるよ」
家人「花壇に隅ではどうだい」
 
 
私「ありがたいね、冬越しが出来たら
植えるよ」
 
 
御機嫌が良いときだ。
 
 
私「ついでなんだが、フジバカマも植えたいね」
家人「あれは、雑草ではないかい
どこにでも咲いているよ」
 
 
今度植える予定の、風船唐綿の脇に植えれば。
そんなに言う。
 
 
ありがたい。
思わぬ、提案であった。
 
 
付き合いの長ーい暮らしである。
風船唐綿のことを、そこまでわかっていた。
 
 
フジバカマには、アサギマダラと言う
渡りをする蝶が来る。
 
 
一株のフジバカマを植えても、可能性は
低い。
 
 
家人に「そんなに簡単に来はしない」と
言われないように、当分内緒だ。
 
 
いずれ、白状しないといけない時が
来るとは思うけど。
 
 
その時は、黙っていたことの罪状が
厳しくないと良いが。
 
 
家人「花壇にうすく肥料を入れておくよ」
私「ありがとうございます」
 
 
風船唐綿の、小さい芽にあんたたちの
住まいが決まったと、伝えることにした。
 
 
では、また明日。
 
 
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