御年78才夫婦の暮らしは面白いに決まっちょる。

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好きになって来たのだ。

おはようございます。
久留米のじじいであります。
 

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 花粉でお化粧ですか。
 
 
なにを、好きになってきたのか?
 
 
わからないよね。
 
 
自分が動けないと、そんな友達が欲しくなる。
そんな気がしてきた。
 
 
家のまわりにある、花とか、植物とか。
あるいは、居間に置いている花の鉢とか。
 
 
せいぜい、家のまわりを飛んでいる虫など。
 
 
当たり前。
 
 
行動範囲がそれくらいだから、目配りができる
広さである。
 
 
 
話したいのは、そんなことじゃない。
書きたいことは、おおよそ決まっている、が。
 
 
書こうとすると、書けない。
 
 
盆栽のことだがね。
 
 
どうも、うまくまとまらない。
書き出しから、つまづいている。
 
 
このことは、止めようかとも思う。
 
 
家人がそばに来て、のぞき込んだ。
 
 
笑った。
 
 
家人「そんな時は、即、止める
これでお終いにする、簡単さ」
 
 
何か言おうとすると、もう台所にいる。
 
 
私「そんな、簡単な事では・・・・」
家人「えっ、なんだって、聞こえないよ」
 
 
家人の耳は、都合次第で聞こえる。
造りが、高級なんだとおもう。
 
 
 
ケヤキの盆栽を、もらった話をブログに書いた。
この友だちのこと。
 
 
彼の魂胆は、私を盆栽好きにしたかった。
そういう友達がほしかった。
 
 
かたや私は、その友を若いくせに年寄りじみた
趣味だなあ、と思っていた。
 
 
盆栽以外のことでは、良い友達だった。
 
 
盆栽展に誘われて、行った。
なるほど、見ると結構面白い。
 
 
松の形が、何年も経った古いものに見える。
 
 
紹介されたのは、盆栽の先生。
先生と共謀して盆栽好きにしたかった。
 
 
あるとき、盆栽の師匠(偉い人だった)宅に
行った。
 
 
ここには、ツバキの盆栽が無数にあった。
空きスペースがない有様である。
 
 
師匠は待ちかねていた。
 
 
姿は、野良着。
 
 
裏の山に行く、ツバキのあるところは
熟知している。
 
 
ホイホイと足取り軽く登る。
 
 
当時は、山登りの経験はゼロ。
 
 
私は、ゼイゼイ息を鳴らして
ついて行った。
 
 
友は、経験ありで元気に登る。
 
 
 
ツバキのもとに来ると、地面を見て
根の方向を調べている。
 
 
ここを掘ってくれと注文がでる。
土を払って、根の姿を見えるようにする。
 
 
じっと見る。
使えない。
 
 
元に埋め戻す。
 
 
違う方向を掘る。
あった、これだ。
 
 
のこぎりで切り取る。
 
 
この根を挿し木にして仕上げる。
根の上部が幹になり、芽が出る。
 
 
これが育って、枝になる。
 
 
幹と枝が命。
 
 
掘り出す時から、基本の姿が決まる。
 
 
盆栽を、良く見るとわかるよ。
 
 
あの小さい鉢の中で、どっしりとした
幹があり、根が少し露出して張っている。
 
 
次のツバキに行く。
この根は、駄目。
 
 
はい、埋め戻します。
 
 
こうやって一日中、山を探し回った。
手に入れたのは5本。
 
 
見込みがある。
楽しみだ。
 
 
師匠の顔はにこやか。
 
 
もう絶対に、友の誘いは、受けないと思った。
到底、盆栽を好きになれない。
 
 
 
家人の親父さんは、植木の棟梁だった。
盆栽は扱っていなかった、が。
 
 
ある年、お客さんに頂いたと、
花盛りの、姫リンゴを持ってきた。
 
 
小さい木に花が満開している。
美しい。
 
 
あげるよと言って帰った。
 
 
忙しいから枯らしてしまう。
 
 
それなら、それでいいんだ。
遠慮は無用と言って帰った。
 
 
夏を過ぎて、枯れた。
素人にはむづかしい。
 
 
翌年は、久留米つつじの盆栽が来た。
枯らしてしまうと、遠慮をしたが。
 
 
それで良い、遠慮は無用。
 
 
やはり枯らした。
 
 
当時、家人は「あんたは、根気がないからね」
そんな風に言った。
 
 
3年目には、何が来たと思う?
 
 
石が大小3個、あとは苔が張り詰めてある。
白い小粒の石が、敷いてある。
 
 
よくわからんが、池の風景だろう。
 
 
これは、枯らさないようにと考えた作品。
 
 
これは、枯らしたらいけない。
キチンと水やりをした。
 
 
苔は、湿り気がないと枯れる。
1年経つと、石にも苔が見えた。
 
 
五島に転勤になる時、義父に返した。
忙しくなって、枯らしてしまう。
 
 
その後は、リンゴの木のお得意さんに
もらわれていった。
 
 
義父は、盆栽の良さがわかるのは
退職してからだよ。
 
 
家人に、そう話していたそうだ。 
 
 
会社を退職してからは、道の駅に良く行った。
そこの苗木のコーナーに、盆栽はある。
 
 
眺める。
 
 
当時を思い出す。
 
 
この木が20年もたてば、古木になり
堂々たる姿になる。
 
 
そんなイメージを、持てるようなった。
 
 
家人「あんたどうしたんだい
盆栽を見るなんて」
 
 
私「手がけて見るかなあ」
 
 
家人「反対はしないが、ずいぶん年寄り
になったね」
 
 
この一言で、買う気をなくした。
 
 
でも、姿ぶりを見るだけで、楽しくなった。
 
 
これは、好きになってきたのだ。
いつの日か、手ごろなものを手元に置く。
 
 
きっとそうなると思う。 
 
 
では、また明日。
 
 
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