老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

塩の飴玉を2個いただいた。

おはようございます。
久留米のじじいであります。
 

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朝、救急車が近所に来たようだった。
 
 
めっきり、秋めいたと言いたいが
日中の気温は30度になる。
 
 
しかし、風はからっとしていて
気持ちが良い。
 
 
多少暑いが、朝のうちに散歩に行こう。
 
 
秋になって、急に花が少なくなった。
菊の花も、まだ少し早い。
 
 
いつも、花のお世話をしている人に
挨拶をした。
 
 
今は花が、一番少ないね。
写真が撮れないね。
 
 
すまなそうな顔をする。
 
 
秋のお彼岸も過ぎて、急に虫たちも
少なくなった。
 
 
72候の、「むしかくれてとをふさぐ」は
本当のようだ。
 
 
いつものように、団地の花壇のへりに
座って一休み。
 
 
おばあちゃんが、スーパーのほうから
シニアカートを押して来る。
 
 
おはようと会釈をした。
顔なじみである。
 
 
シニアカートを止めた。
ブレーキをかけて、私の横に座った。
 
 
真夏に比べると、涼しくなったね。
 
 
話しは始まった。
 
 
朝、救急車が来たよ。
 
 
私と、どっこいどっこいの年よりでね。
一人暮らし。
 
 
誰か、付き添いは居たのかねえ。
 
 
今度は、私の番だね。
おばあちゃんは、そう言った。
 
 
私「わからないよ、ワシのほうが早いかも」
そういうと、私の顔をマジマジと見る。
 
 
あんたは、まだ若いもっと先。
そう言った。
 
 
ラクビーはサモアに勝ったね、まさか
勝つとは思わかなかった」
 
 
おばあちゃんは、ラクビーを見ているの。
 
 
テレビは何でも見るよ、ゴルフもテニスもね。
スポーツは良いねえ。
 
 
動きがあるからね。
 
 
自転車に乗った友が来た。
 
 
友「おや、デイトかい」
 
 
おばあ「10年も若かったら、デイトと
言われたら、嬉しいがねえ」
 
 
私「あんたは、何事かい、どこに行くの」
友「決まっている、病院だよ薬が切れた」
 
 
この時間までに行かないと、終わるのが
お昼過ぎになる、薬が増えないと良いがね。
 
 
先生は、真面目に薬を飲んでいるかと言う。
まったく、かなわんよ。
 
 
ここに居たいが、薬なしは自信がない。
そう言って、病院に行った。
 
 
油切れの自転車は、ギコ、ギコ音がする。
 
 
やつも、手入れはしたくないんだ。
なにもかも、おっくうになるからね。
 
 
あんたは、突き当りの家だろう。
指さして言う。
 
 
去年、奥さんからザボンをもらった。
 
 
仏壇に供えて、置いていた。
 
 
正月明けに、孫が来て食べた。
好きで、全部持って帰った。
 
 
話しが続いた。
 
 
一人暮らしは、おしゃべりがしたい。
割り込んだ。
 
 
じゃあ、今年は2個あげるよ。
家人に話しておくよ。
 
 
そうかい、仏壇と孫だね。
楽しみだよ。
 
 
言いながら、買い物袋の中を探している。
飴玉の袋を取り出し。
 
 
奥さんと私の分と言って、塩の飴玉を
2個くれた。
 
 
これはね、暑い夏に孫が、熱中症防止にくれた。
時期外れだが、もったいないから召し上がれ。
 
 
仲良く食べなよ。
 
 
立ち上がると、シニアカートに
つかまるようにして、帰って行った。
 
 
さあ、私も家に帰って、仲良く
塩の飴玉を食べよう。
 
 
ザボンのお裾分けが
1個、増えたことを報告しよう。
 
 
立ち上がった。
 
 
では、また明日。
 
 
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