老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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お盆のなごり。

おはようございます。
久留米のじじいであります。
 
孫達は来ない、お盆はゆっくり静か。
そう過ごせるね、と家人に話しました。
 
 
ところが、台風、お盆、訪問看護それに加えて
16日は、通院。
すっかりと、慌ただしいことでした。
 
しかし、もう落ち着いています。
 
 
 
ウコンの花。
看護訪問で来る看護婦さんは、ウコンの花を
見ると、お盆を思い出しますよ。という。
 

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毎年の、お供えの花は決まってウコンでした。
実家は、古いお屋敷で庭の隅にウコンの
やぶがありました。
 
背が高く、葉っぱが広くて根元に近いところに
花が咲きます。
母は、蛇が嫌いでその薮に近づけません。
 
毎年、私が採ってくる役目でした。
ウコンの藪に入ってゆくと、白い花に
ピンクが混じっていました。
 
真っ白の花もあるのですね。
知りませんでした。
 
ウコンの花は、長持ちします。
お盆の前の週に、友達が持ってきました。
まだ、きれいに咲いています。
 
長持ちのおかげで、こんな会話ができました。
きっと、ご先祖様が声をかけているのしょう。
 
 
 
ほおずき、家人の話。
 

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家人「このほうずきと、海のほおずきがある
知っているかい」
 
私「ほおずきは、祭りの夜店で売っていた
女の子が、口に入れてブーブーと鳴らす」
 
夜店にあったのは、海ほうずきだそうです。
サザエみたいな貝の外側に、くっ付いています。
 
5円玉の大きさで、小さな穴をあけて口にふくみ
空気を押し出すと、ブーブーとなるそうだ。
 
男の子は、絶対にやらなかった。
 
赤いほおずきは、外側を破き中の実を取り出し
さらに、種を出す。
 
この種を出すのが、むづかしい。
あせって破いて、泣きべそかいてね。
家人「なつかしいね、涙が出そう」
 
そのころは、男の子と女の子の遊びは、きっぱりと
別れていました。
女の子の遊びに加わったら、男の群れから外されました。
 
今でいう、いじめとは違います。
掟です。
男女7才にして同席せずの、なごりだったのでしょう。
 
それとも、男は男らしく育て。
女性は女性らしく育て、だったのでしょうか。
 
 
 
 
お野菜のお供え。
お盆には、毎年野菜をお供えしています。
どうして野菜を、お供えするのでしょう。
 
子供のころから、見た通り野菜が上がっていた。
その記憶のままに、適当に野菜をお供えにしています。
 
特に、野菜作りをしている時には、それが当たり前と
思っていました。
 
畑をやめた去年は、というと。
野菜作りの友から、プレゼントがありました。
 
その友が、今年は初盆でした。
寂しい。
そうしか、表現できません。
ポツリ、ポツリと間引かれてゆくようです。
 
お参りする体力に、自信がありません。
家人が初盆参りを、してくれました。
 
そんなことで、今年のお供えは市販の物です。
昨日は、通院で早く済んだものの、二人ともに
疲れてバタン・キュー。
 
遅れてお供えの野菜を開きました。
家人「使えるのはサツマイモだけ、日持ちがしないね」
私「ご仏壇は暑いから、仕方ないさ」
 
家人「今まで、いつももったいないから、使っていた」
私「家で作った野菜は、収穫してすぐだから
長持ちしたんだ」
 
家人「やはり、庭先野菜には勝てない」
私「手作りが一番、わかってはいるがね」
 
ともあれ、台風、お盆、通院で気ぜわしかったが
どれも、これも、無事に過ごせました。感謝。
 
訪問看護の皆さん、ありがとう。
お盆休みは無しで、働かれたようです。
 
では、また明日。
 
 
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