病院の風景、こういう日もありますよ。
おはようございます。
久留米のじじいであります。
８月１６日は、通院日でした。
一般的に、大学病院は待ち時間が長いですよね。
しかしこんな、ラッキーな日もあります。
私の３種の神器です。
外来患者は少ない。
お盆も終わって、皆さんホッとしているだろう。
当然、外来は少ないと、二人で話しをしていました。
病院のロビーを見まわして、ピンポン当たりです。
家人「今日は午前中で終わるよ」
私「そうだね、いつもより相当に少ないね」
血液検査ルームの待ち時間表示は、６分！！
家人「前に、あったかなあ６分は」
私「１０分は前にあった」
普段の、３０分の待ち時間は当たり前です。
診察カードの取り忘れ。
なんとなく、受付機を見ていると腰の曲がった
お婆ちゃんが、受付シートと検尿カップを
受け取り、後ろのトイレに歩いて行った。
受付機に診察カードが残っています。
おーいと声をかけるが、振り向かない。
そばで見ていた若い人が「私が」と言って
診察券を受け取り、小走りで後を追った。
「彼に渡して良かったのか、小さい疑念が起こった」
が、もう渡している、少し心配。
数分後に若い人が戻ってきて「渡しました
ありがとうって」ニコリとしている。
ありがとうね、というと「イエイエ」手を
ヒラヒラしながら、少し離れた席に座った。
「疑って、スマン」胸の内で謝りました。
家人「良かった、好青年だね」と言います。
私は、犬かね。
家人「早くゆかないと」といいます。
こんな時は、必ずそういいます。
いつかは、先生の診察待ちの時に、居眠り中で
声をかけて起こすと、寝ぼけまなこで
家人「早くゆかないと」といいます。
病院慣れをして「パブロフの条件反射」だと
思いました。
でもこれは、内緒です。
あの話は、犬の事です。
それを知ったら「私は、犬ですか」と言うに
決まっていますからね。
採血。
名前を名乗り、アルコール消毒はOKです。
先回りをしてこたえる。
ハハ、と笑う。
「採血は３本です」
「いつもは２本だけど、３本なら体重が軽く
なるね」
キャッ、キャッと笑う。
無事に終わって立ち上がると、隣のナースが
「足取りが軽くなったね」といった。
まわりに、笑いがでた。
こんなに、とぼけた会話が気持ちを
ほぐしてくれます。
こんな日は、この後のレントゲンも、先生の
診察もうまくゆく。
そんな予感。
レントゲン。
家人「この後はレントゲンだろ、診察カードを
おくれよ、先に行って受付を済ましてくるよ」
私「頼むよ、ボチ、ボチ歩いてくるから」
レントゲンも待ち時間なし、係がドアを開けて
待っています。
名前を知らせて、Tシャツを少し上にあげて
お腹を見せます。
下着がないので、レントゲンに機械に直行。
あごをのせる、腕を前に背中を丸める。
ガチャン。はい終わり。
手のかからない、ベテランです。
出足が良いと、何もかもスムーズですよ。
先生の診察待ち。
呼吸器センターの受付の女性は、診察ファイルを
用意していた。
離れたところから、私のゆっくり歩きを見て
いたようです。
「おはよう」「今日は少ないです、早いよ」
席に座ると、いつものクイズか始まります。
私「少ないから、３０分待ち」
家人「３０分は無理、４５分だね」
先生の表示は、先客が診察中で後は居ない。
つぎが私なら、３０分も可能性がありです。
結局、次が私で待ち時間は４０分でした。
クイズは、二人とも外れ。
年寄りは、カンが悪いですね。
診察は良好。
先生は、待っていました。
先生「検査結果が、とても良好だよ」
状態が良いときは、お尋ねは後回し。
気分が良いので、良好なデータをどんどん話す。
CRPは、０，３ ヘモグロビンは５，８
最後はレントゲン。
先生「きれいになったよ、ずいぶんよろしい」
やっと、おたずね。
先生「どこか、おかしいところはない」
軽いギックリ腰になりました。
暑くて運動量が少ない。
ここ２，３日は座りっぱなし。
先生「病気と直接的な関係はないね
湿布薬を出しとくよ」
その後の話が、傑作でした。
年寄りのギックリ腰は、癖になるからね
市販のサポータを使いなさい。
病院のサポータは勧めない。
単価も高いし、効果が少ない。
えっ！！
先生は、笑っていた。
で、１１時に診察は終わりでした。
家人「先生は、商売が下手だね」
私「正直なんだよ」
更に、嬉しいことには薬局も少なくて
待ち時間３０分で終わり。
すべて、午前中で終了は、初めての出来事でした。
こんな、とんとん拍子は、なかったですね。
嬉しかったから、ブログにしました。
では、また明日。
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