老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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せっかちな世の中ですね。

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おはようございます。
久留米のじじいであります。
 
 
あまりにも暑い、9時を過ぎてワシ・ワシと
鳴く蝉の声が、一斉に終わりました。
 
 
一瞬、シーンとなって、静か。
暑さが無くなって、少し涼しいです。
 
 
これって、あまりにも暑いので
蝉に八つ当たりを、しているようです。
 
 
リニア・モーターがまもなく開通するでしょう。
 
 
そこ30分は、早くなって経済効果は
こうなんだよとなります。
 
 
経済効果と言うものは、良くなるだろうの
期待の寄せ集めに見えます。
 
 
本当にそうだろうかと、首をかしげます。
希望的観測を、期待に替えて悪用して
いませんかねえ。
 
 
駅前の広場にあるデパートが、撤退します。
 
 
誕生した時の経済効果は、どうだったでしょう。
時代が変わった、その一言で許されて
しまうのでしょう。
 
 
店に並んで待つ行列も、本当の評価でしょうか。
スマホで良かったという騒ぎで、並んでいる
気がします。
 
 
早いと言う言葉は、刺激的ですね。
本能から来たものでしょうか。
狩猟時代に身につけた感覚。
 
 
明治時代に陸蒸気と言う、汽車を走らせました。
飛脚から郵便に、変わりました。
ここから、時間短縮が始まりました。
 
 
西洋文化に追いつけ追い越せ、と言うのが
時間を表現しています。
 
 
省くと言う言葉があります。
手間を省いて便利だと、よく言われます。
気持まで、省いたのではないかと心配です。
 
 
半面、ゆっくりとか、丹念に、きめ細かくと
言う言葉は、おろそかにされたようです。
同じ評価で、あって欲しい気がします。
 
 
ゆっくり、時間をかけて育て上げたものに
便利という言葉をかぶせてしまう。
無駄だと言う。
 
 
すべての価値は、時間が決めます、ゆっくりと
定まってゆきます。
 
 
平成の時間の中では、そういうものが
見えなかったような気がします。
 
 
過当競争と言う言葉も、生まれました。
みんなが一斉に走ることで、何か効果が
あったからでしょう。
 
 
団塊の世代と言う言葉も、聞かれなく
なりました。
かれらが年を取り、活躍しなくなったため
ですかねえ。
 
 
 
彼らの大勢が力となって、安泰な平成を
築けたと思います。
 
 
段階の世代の人たちに、お礼を言います。
「ありがとう。ご苦労様でした」
 
 

育つと言う言葉があります。
子供は、学習や勉強で育つと思われている
ようです。
 
 
暮らしの中で、大人のまわりをウロチョロする。
手伝ったり、邪魔したり、褒められたり、
叱られたりで、育つと思いませんか。
 
 
手間ひまを省かないで、手間ひまをかける
暮らしでなかで、失って来た宝物がある。
そんな気がします。
 

包丁を研ぎながら、そんなことを考えている
自分がいました。
危ないなあと、ひとり言。
 
 
横で、家人はゴボウを削っています。
ええ、金平ごぼうを作るのです。
 
 
金平なんか若い人は、食べないだろうね。
そう言っています。
 
 
今どきは、手作りの料理が貴重なんだよ。
薄味でお願いしますよ。
 
 
包丁は出来上がったよ。
ご苦労様でした、の返事がきました。
 
 
では、また。
 
 
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