老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

超、遅れの父の日。

久留米じいじです。

あじさいは、もう駄目だと言ってる。
梅雨に、間に合わなかった。

 

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ガクアジサイの中に、アジサイの小さい花があった。

 

明日あたりから、梅雨入りの予報。
余りにも遅れた。


ほんとかいな、と疑りぶかい。

 

娘は、年中忙しい忙しいと言っている。


その娘から、声がかかった。


娘「遅れ遅れだけど、父の日に何が良い」
私「さあてね、世界一周旅行」


娘「動けないのに、馬鹿言ってんじゃあ
ないよ」


歌の文句が返ってきた。


私「動かなくて良いもの、うん顕微鏡」


娘「顕微鏡だって、今から科学者になるの
おそいよ、おそい」


私「そうか、ノーベル賞ねらいは遅いか」


娘「脳にベルがついて、ノーベル賞
中身は、カラン、カランと音がする」


私「うまいなあ、その話ブログに使う」


娘「いい加減にしな、読者がドン引き
していなくなるよ」


そんな話をして、結局、顕微鏡を買って
もらうことにした。


えっ、なぜ顕微鏡かって。


ブログ友から、カメラのマクロ機能の
アドバイスがあった。


マクロに設定せんと、いかんかった。


そのマクロに設定し、ぶれないように
3脚を使い、写した画面を見る。


拡大されて、まるで別世界。


肉眼では見えないもの。
微細なものが見える。


それだけで楽しいが、少し欲が出てきた。


もっと、拡大されたらどうだろう。
そのイメージが、顕微鏡につながった。


いやなに、簡単なもので良い。
科学の勉強では、ないからね。


遠くに行けない身だから、周りの景色を
拡大する。


少しは、観方が変わるかもしれない。


もし、そんな効果が無かったら
その顕微鏡は、孫に送る。


無駄にはならない。


嬉しかった、このことを家人に話す。


家人「早く興味をなくしな、送らないと
夏休みの自由研究に、間に合わないよ」


私「そうだな」
家人「じいじがあげると、電話しようか」


私「おい、待て、まだ見てもいないのに」
年寄りは気が早くてかなわんね、と思う。


家人は、察したようだ。


年寄りの、気が早いは相見互いだと言う。


老眼の視野が、これで広がる。
そう考えると、これも楽しい。

 

 

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