老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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「逢飯喫飯」と言う言葉に出会った。

久留米じいじです。

ブログ友、カメキチの目(6,14)です。
「逢茶喫茶逢飯喫飯」


お茶を飲む時は、お茶を味あう。


ご飯をいただく時は、ご飯を味あう。
そのことに、集中することが大切。


数年前に、玄米を食べ始めた。
一口のご飯を、50回かむことも覚えた。


始めのなれない頃は、何だねと思った。
疲れるし、なにしろ一口ごとに50回だ。


そんなに噛んでいると、形も味も
なくなってしまう。


それでも、続けていると
50回を意識しないで

噛んで食べていることが
当たり前になった。


そのころから、ご飯の味が変わった。


ご飯が、変化したのではない。
味覚のほうが、変わってきた。


なんというか、ご飯がほのかに甘い。
砂糖の甘さとは、少し違う。


これが、お米本来の旨さなのかと思うが。


まあ味覚と言うのは、個人差があるし
私が、そう思っているだけだろう。


だいぶ前に、テレビで修行寺の食事の
風景を見た。


少量のごはんと、味噌汁と沢庵が数切。
静かに、もくもくと食べている。


食べること自体が、生きている修行だと
今は、理解している。


食べる、50回かむことは続けている。
当然、食べるのが遅いの苦情はある。


無視している。
今は、あきらめているようだ。

若いころは、相当の早食いだった。
職場では、一番早かった。


その職場では、順次交代で昼食をとる。


お前が早いから、一番先に行ってすぐに
戻るようにと、いつも言われていたよ。


後年、営業の仕事を担当して、変わった。
お客様の接待が多かった。


当然、早食い早飲みでは、つとまらない。
お客さんとの間が持てない。


ゆっくりと食べ、ゆっくりと飲むことを
学んだ。


しかし、50回かんで食べるのはもっと
ゆっくりである。


今のゆっくりな食事、ゆっくりな暮らし
昔に比べると、雲泥の差がある。


時代に取り残されないと、頑張るのは
若いときの、お話だ。


今は、時代を超越して暮らすが理想。
家人「今一歩、仙人に近づいたね」


どうです、あなたも一口50回かんで
ゆっくり食べる。


そして、時代を超越しませんか?

 

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