老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

ちょっとピンボケ、梅雨には紫陽花が似合う。

久留米じいじです。

雨に咲く花ってのは、紫陽花の事では
ないのかい。

井上ひろしの歌詞を見たけどね。


雨に打たれて咲いている。
花が私の恋かしら。


私「紫陽花の、名前は出てこない」


家人「あんたは、夢のない人だねえ
これで紫陽花を、想像できんのかねえ」


私「この歌は好きだよ、昔良く歌ったよ」


家には、赤紫の普通のあじさいと
ブルーの、ガクアジサイガある。

 

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2本ともに、ほったらかしで花が貧相だ。
手入れの仕方がわからない。

 

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背が高くなって、赤紫の方は見上げる
高さになってしまった。


スカイブルーの方は、本来はもっと
大型の花だが、ほったらかしで花が
小型になってしまった。


両方、花が咲いたものの、やはり雨が
ないと縮こまっている。


雨をいただいて、伸び伸びした姿が
あんたたちには似合うがね。

 

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はなびらに水滴が、と思うがね。うまくゆかない。


今年こそ、梅雨明けに手入れをしよう。


大分竹田の、近くに普光寺がある。
摩崖仏と紫陽花で、有名なお寺。


垂直の崖面に、巨大な仁王像が
刻まれている。


良くも、こんな崖の面に作ったものだ。
その当時は、大変な仕事だった。


足場は材木で作り、のみと金槌で
彫り上げた。


人間の執念を感じる。


コン、コン、金槌を振り下ろす度に
お経を唱えていた。


1年や、2年では出来上がらない
長い修業の場所。


そんな感じがした。


その周り一面に、紫陽花が見事に
咲いていた。


一番美しい見ごろのようだった。


仁王様に、自然のお供えの花。
その紫陽花が似合っていた。


この光景は、30年経っても
忘れられない。


大分は、国東半島から大分市および
竹田までのいたるところに、摩崖仏が
存在している。


臼杵市には、巨大な大日様の頭部だけが
ごろりと地面に転がっていた。


ずいぶん昔の事である。


後日修復されて、元の胴体の上に無事
おさまった。


文化財として、修復された大日様の
見事な姿を、見ることができる。


この大分に多数、存在する摩崖仏を
目にすると、修行僧で石工だった
人達が、活躍しているような気がする。


梅雨時は、雨が作り出す独特の形。
普段と違う、表情が見える。


紫陽花と摩崖仏は、絶対にお似合いと
おもう。


いつか、摩崖仏と紫陽花をもう一度
見てみたいものだ。


補記
大分県の摩崖仏は約400体全国の
8割を占めるそうだ。
大分市にしばらく住んでいた。
近くに元町石仏と言う摩崖仏があった。

 

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