御年78才夫婦の暮らしは面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

残日録からブログに変わった。

今朝の新聞のコラムにあった。


「ぼんやりしておっても仕方ないからの
日記でも書こうかと思い立った」


藤沢周平の「三屋清左衛門残日録」の
書き出しである。


清左衛門のように、退職後の故郷暮らしの
なかで「日記」と思い立った人もある。


すこし、苦笑が混じる。


私がそうだった。
藤沢周平に見透かされている。


退職後、故郷に帰り野菜作りを始めた。


家人「素人が出来ますか、大丈夫ですか」
私「畑はただで借りた、失敗しても良い」


記録として、日記を始めた。


当時は、55才で残日録と言う思いは
なかった。


残りが少ないなんて、考えていなかった。


野菜作りが一丁前になる。


近所の農家と同じレベルになる。
出来たら出荷しても良い。


以来、20年続けたが、出荷なんぞ
夢の夢だったね。


やるほどに、農家の苦労がわかる。


マチュアはそれでいい。
そのほうが、気楽だ。


家人「家で食べる野菜が、出来れば上等」
私「無農薬、有機肥料だからね」


家人「生ゴミの発酵処理がありがたい」
私「微生物のおかげさ」


20年間に処理した生ごみは相当の
量になる。


からだを壊す、入院する。
この頃から、残日数=余命が頭に浮かぶ。


畑はやめて、ブログを開始した。
まあ、ご命令はボケ防止だ。


日記の代わりのブログが、とんでもない。
全国ネットの、世間様が見えた。


ブログ友の、友情に助けられている。


ブログ暮らしをやっていると、残日が
ずーつと続いて欲しいと願っている。


そこらへんが、藤沢周平さんと少し
違ってきたようだ。


しかし、名を成す小説家は、ちがうね。


時代小説いえ、日記のことを「残日録」
そして、書き出しの一行が命。


「ぼんやりしておっても仕方ないからの
日記でも書こうかと思い立った」


これには、参りました。

 

 

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