御年78才夫婦の暮らしは面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

ラスコーの壁画とアルタミラの壁画。

久留米じいじです。


外の空気が、暖かくて美味しい。
深呼吸をして、腕を伸ばす。


さて、今日は忙しい。


仕事が出来ないのに、そう考えてる。
じぶんが、滑稽。

 

壁画の動物は、生き生きと描いている。


古代のまだ文字を、持たない人たちが
あたかも、生きて動き出すような絵を
描いている。


昔、しばらく水彩画を習っていた。


先生に、なぜあんなに描けたか聞いた。


絵画の手法に、クロッキーがある。


人物画であるが、瞬間を切り取って
すばやい、デッサンをする。


3分ないし5分で描き上げる。


モデルの特徴をすくい取り、頭の中の
印象を描く。


これは、何百枚、何万枚というほど
描かないと、味のある絵にはならない。


ある時、上級クラスでクロッキーをする。
見学に来ないかと、先生が言う。


プロのモデルさんが、ポーズをとる。


先生は、美しい形や、面白いところを
作り出す。


「腕をもう少し挙げて」
「うん、そう、そう」


「あごを、右に傾けて」
「はい、それでOK」


「はい、3分クロッキー


上級の生徒さんたちは、馴れている。


自分が好む位置を決め、すばやく
サラサラと手を走らす。


「はい、3分終わり」


出来上がりを、黒板に立てる。
全員が、どよめく。


品定め、自分のがどれくらいか?


先生の寸評が始まる。
厳しい。


描線が甘い。
もっと、デフォルメして良い。


見込みのある作品に、先生の手が入る。
線を強くしたり、影を入れたり。


これも、1,2分だけ。


見事に、モデルさんが生き返る。
人間になる。


その作品の生徒は、先生の手が入った
絵は、額に入れて家に飾る。


宝物。
自分と先生の、合作だからね。


と言っても、仕上がりは先生だけどね。
ベテランの上級生は言う。


終わりになるころ、先生はラスコーと
アルタミラの壁画の成り立ちを話した。


古代の人たちは、毎日、毎日、地面に
動物の絵を描いた。


そう、獲物だ。
食料になる。
それも、危険と裏表。


明日は、どこで狩りをするか、仲間に
わかるように、地面に地図を描く。


獲物の姿も描く。
狩りの道具や、方法も示した。


毎日、この打ち合わせをする。


狩りに行く、食料が手に入る。
命をつなぐ。


雨の日は、洞窟の中で何もしない。
晴れの日が来るまで。


地面に描いた絵は、雨で消えた。


毎日、狩りのことで絵を描いて
いるうちに略した、図形が生まれた。


これが象形文字の始まり。


象形文字を指さして、これは何と話す。
この断片が、言葉になった。


最後に、こうやって、毎日繰り返して
描いているうちに、上手になります。


繰り返し、繰り返し描くことが大切。
と先生は話した。


ノートルダム教会の火事のことから
ラスコーとアルタミラの壁画のことを
思い出した。


そういえば、ブログもそうだ。


毎日続けているうちに、ほんの少しづつ
上手になっていく、と思うが。


今のところ、少しづつ下手になって
いるかもしれないと、心配してるよ。

 

 

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