老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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久留米の水天宮さん、瓢箪(ひょうたん)と精霊流し。

久留米のじいじです。


手違いで、昨日ブログに出てしまいました。
朝、それに気が付いて、ビックリ。
昨日、朝までに読まれた方、ごめんなさい。


これじゃあ、感謝ノートのほかに
御免なさいノートが、必要になるね。

久留米市内を流れる、筑後川のほとりに
水の守り神、「水天宮さん」がある。

瓢箪。


筑後のこの一帯は、クリークという
水路を張り巡らし、稲作で暮らしてきた。


この水の恵みで暮らせたが、その裏には
水害と、子供の水の事故という悲しい
出来事を避けられなかった。


この神様のお守りは、小さな木で作った
「瓢箪」(ひょうたん)である。


これに紐を付けて、幼い子供の首に
結わえた。
今でいえば、首飾りである。


この「瓢箪」は、いざというときに
浮袋になって、神様が助けるそうだ。


私の小学校時代は、クラスの大半の
子が、この首飾りをつけていた。


昨今は、異常気象になり、いつ、どこで
水害に会うかわからない。


遠くに暮らす孫達から、贈り物をもらった。


お返しに、この「瓢箪」のお守りを送った。


精霊流し


8月のお盆には、ここで精霊流し
行われる。


昔は、菰で作った精霊船で、お盆の
お御馳走を載せて流した。


河川が汚れると、言われだして
皆が、知恵を出し合った。


小さい木製の精霊船を、作業所の
方が組み立てる。
ローソクと、ぼんぼりが付いている。


家から持参の菰の精霊船は、門前で
木製の精霊船と交換する。


これに、火を灯し筑後川に流す。


数百、いやもっとか、ゆらりゆらり
流れて、明かりが、美しい。


そして、翌、早朝には岸部と船に
わかれて、後片付けが始まる。


すべて、市民のボランティアと
作業所の人たちで、毎年行われている。


高齢化、人手不足で、残したい風習が
なくなって行く。何とか止めたい。


人の知恵と行動の、明かりは美しい。


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