御年78才夫婦の暮らしは面白いに決まっちょる。

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おせって。(お接待)

こんにちは、久留米じいじです。

きょうは、まだお彼岸のうち。
彼岸の出は明日が、最終日。
 
筑後平野の地域には、おせって(お接待)
という習慣がある。

この地域は、川や、クリークと言う掘割が
田んぼを囲むようにして、多数、存在する。

昔は、当然、水害や、水の事故および
伝染病が多かったようだ。

子供が、川におぼれて死んだ、とか伝染病で
なくした話が、よくあっていた。
 
各地域の、あちらこちらには、数多くの
お地蔵さまがある。
 
日常は、その周りに、生活する人たちが
この、お地蔵様を、お守りしている。
 
春と秋の、お彼岸のお中日には、
各地域の人たちが集団で、参りにまわる。

お地蔵様の脇には、迎える人たちが
おせってを行うために、待っている。
 
集団は数人から何十人の構成で、白衣を着て
田舎だから、自転車でまわる。
 
子供は、それを自転車部隊と呼んでいた。

集団は、お参りをする、その後
おせってを受けて、お菓子や果物を
いただいてかえる。
 
かえったら、我が子と近所の子供たちに
御利益の、お菓子や果物をわける。
 
地域の宝、財産である、子供たちが
無事に育つようにとの、家族や親族の
祈りの行事だった、と思う。 
 
今は、見かけなくなってしまった。

自家用車の時代になり、その次は
高齢化が言われている。

続いて欲しいと思うが、もう無理だろう。
少し寂しいね。

数年前に、四国八十八カ所を車で回った。
信心はほとんどなかった。

旅を、開始した。

区切りうち(参り)で1回、2泊3日。
秋と春で、2回、予定は3年がかり。

ここに、おせって(お接待)があった。

巡礼をする人たちの、無事、安全を
願う心が、あった。

信心を持たない、私達も、おせってを
受けた。

反省の必要ありで、巡礼の衣装と
納経帳を買い、形式だけでもと整えて
まわりの人に、教わりながら回った。
 
筑後の人たちの信心が、少しだけど
わかった。

日本の各地に、同じような行事や
しきたりが、あると思われるが
ずーっと残って欲しいね。   

 
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