老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

あなたに「おまけ」は、あげないからね。

こんにちは、久留米じいじです。
筑後川が流れています。

黄色、大輪の水仙が咲き始めました。
たのしみです。

おまけ(御負け)

ある商品を購入した際に、サービスとして追加で
物品をつける行為、またはそのサービスでつけた
物品のこと。 (ウィキペディア


グリコ。


おまけを知ったのは、グリコ。
キャラメル箱の上部におまけ、下部にキャラメル。
上部のお負けの部分は黄色、キャラメル部分は赤。
キャラメルの包み紙は、パラフィン紙で両端を
ねじってある。


駄菓子屋の扱いが悪かったのか、いつもキャラメルが
包み紙から外れない。
しかたがない。
外れない部分も一緒に口にくわえ、紙のはしを引っ張る。
外れた紙は、そこらへんにポイ。


親が見ていないから平気さ。
あのころは、行儀が悪かった。


パッケージには、走者の姿がゴールインの形で描いてある。
一粒300メートル。
一粒口にくわえると、300メートル走れると信じていた。


一番期待するものは、そのおまけの部分。
今で言う、小さなフィギュアが入っている。
どんなフィギュアかは、まったくわからない。
黄色の横の部分を少し破り、覗き込むようにして開ける。


新しいものだったら、大喜び。
すでに持っているものだったら、ガッカリ。
だが、気をとりなおす。
誰かと交換する。


うちは毎日、駄菓子屋にゆけるほど、裕福ではなかった。
お祭りや親せきの集まり、そんなときに運がよければ
お小遣いをもらう。
その時の、グリコとおまけは、最上のたのしみだった。
ああ、もう一つチャンスがあった。
それは、お正月のお年玉。


山崎パン


このパンには、春祭りと言う催しがある。
パンの入った袋のマークを集めると、洋皿がいただける。
これは、おまけか?
そこが少し気にかかる。


山崎パンの懸賞は、おまけとの境界がむづかしい。
ウィキペディア
うん、よし、今回はおまけと言うことにするよ。


春まつりの期間は、パン食にする。
皿の真ん中に、描いているデザインがかわいい。
孫たちが喜ぶよ。
せっせとパンを食べる。二人とも体重が増えた。


数年で皿の数が、年数×2倍になった。
しばらくして、春祭りの参加はやめた。
孫たちが、喜ばないようなった。
もう今は、ほとんど姿も見せない。


しかし、白磁の洋皿は、使っている。
なかなか、使い勝手がいいからね。
白磁の固焼きだから丈夫。
今でも、毎日使っている。
白の皿は、どんな料理にも似合うようだ。


この2つのおまけは、記憶の引き出しにしっかりと
おさまっている。

いつか、もう1回、グリコのキャラメルを食べてみたい。
駄菓子屋はどこだ。
そうだ、娘に買ってきてもらおう。


その時は、あなたにもキャラメルをあげる、召し上がれ。
でも、おまけは、あげないからね。

 

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