老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

もう、40年ほど過ぎているから、書いてもいいだろう。

こんにちは、久留米じいじです。
東京の東久留米じゃあなかとよ。


しまった。2月19日は24節気の雨水だった。
仕方がない、過去形でブログに書こう。


今日も晴れ。

サラリーマンだった

その時に、上申書というか、こうしたほうがよいと
意見を書いて提出したことがある。
上司である課長は、読んだあと「君は自分のこととして
書いてはいるが、なにか他人事になってるなあ」と言う。


客観的に書いてあるとは、言わなかった。
この件については、「あなたに迷惑はおかけしません」と
書けば良かったのか。
今でも、時々そう思う。


会社の上司は、2,3年で変わる。
転勤である。
いろいろな人がいた。


上司A。

私の報告書を見て、辞書を引いている。
指で机の上に、何か字を書いている。
どの字を、間違っていたのか気になる。
まさか、書いた字を見て、筆順が違うというか。


上司B。

決裁文書には、日付の入った丸い印鑑。
5円玉ぐらいの大きさである。
提出した文書が、お気に入りだとまっ直ぐ押印。
少し気に入らないと、90度横に向いた押印。
シブシブで気に入らないと、180度ひっくり返した押印。


この時は、呼びつけて質問する。
大丈夫だなと何度も、念を押す。
しかし、やり直せとは言わなかった。
信頼されていたのか、信頼されていなかったのか。
そこは、不明のまま。


上司C。

この人は、痔の手術をした。
入院なしの日帰りだ。
自席の椅子にソロリ、ソロリと座る姿が痛々しい。
私もその2年前に、そうなった。
同病相憐れむだ。


この病で使った、円形ドーナッツの座布団が
家の押し入れに、捨てずに残してあった。
翌日、少し早めに出社して、上司の椅子に
この座布団を置いた。
上司が出社する、自席を見てオヤッと言う顔をした。


痛みが出ないように、ゆっくり座る。
これなんだよ、このゆっくりが最善なんだよ。
俺の顔を見て、ウィンクしてニヤリと笑った。
しめしめ、ゴマすりが出来た。
ボーナスの査定が楽しみだ。

上司その他。

手柄を横取りしたやつ、落とし穴を掘ったやつもいた。
危うく落ちるところだった。やれやれだ。
後年、私が同じ立場に立った時、似たようなもの
じゃあなかったか、恐ろしくて後輩にきけないまま、退職した。


えっ、ボーナスの査定はどうだったかって。
うん、10%プラスだった。
だがね、あの座布団を、捨てないでいたのは、私だからね。
ということで、10%は山分けになったよ。

 

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