老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

暮らしのこと,花や庭木,感じたこと,雑文ブログ。

あのチョコレートは食べてしまった?まだ大事に食べているの?

こんにちは、久留米じいじです。東久留米じゃあなかばんも。


ありがたい、今日は晴れ。
朝の室温がいつもより、6度たかかった。

チョコレートに最初にであったのは、5才。
博多の市内電車のなか。
博多にも、市内電車があったんだよ。


進駐軍と呼ばれた軍の黒人兵士からもらった。
丸形で棒状を2本。
おふくろが、サンキューとか何とか云って頭を下げた。
チョコを差し出した手のひらは、ピンク色をしていた。


どんな味かだったかって。
なんせ、5才の時だよ、とてもうまかったよ。


その後、沖縄土産とかハワイ土産とかのチョコを
いただいた。
いま、考えると、当時の沖縄は外国だったんだ。
チョコを包んだ紙が、美しかった。


その紙は、いつまでもチョコの香りが残っていた。
学校に、香りの残った包み紙を持って行って
みんなに配った。
もちろん、先生にもあげた。
ゴマをすった。


社会人になり、喫茶店に入った。
コーヒーのおつまみに、小豆粒みたいなチョコが
小さい皿に入って、コーヒーに添えてあった。


味はともかくとして、博多弁で表現すると
「しゃれとんしゃる」である。
独特の、イントネーションだから伝わるかどうか。


行きつけの喫茶店のマスターに話した。
マスター「チョコベビーでしょう、あの店でしょう
知っています、私はコーヒーには合わないと思うけど」
私「うん、甘みがいらないね、苦みだけでいい」


マスター「店の、雰囲気作りにはいいでしょうね」
私「なるほどね」


それから数年後に、薬の錠剤みたいなチョコが
発売された。
女の子のおはじきに良さそう。
マーブルチョコだったかな。
コマーシャルソングが、大流行した。


その後、ガムの会社がチョコレート界に割り込んできた。
チョコレート界と言っても2社。
アフリカの国名のチョコで、どんどんコマーシャルを
流した。
このコマーシャルソングも大ヒットした。


今では、年寄りになって、味覚もボケて苦みをあまり
感じなくなったせいかだろうか、コーヒーとチョコの
組み合わせもわるくないなあと思う。
バーターコーヒーを飲み、チョコをつまんでいる。


手元のチョコは、バレンタインにもらった。
もちろん、本命だよ。
これに「ジジババの友」と命名して丁寧にいただいている。


贈り主は「家人」。

 

 ランキングに参加しています。
クリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳代へ
にほんブログ村