不等式という算数をおぼえていますか。
こんにちは、久留米じいじです。東久留米じゃあないよ。
今日は、晴れです。
窓越しに見る空の色が、少しやわらかい。
気のせいか。
あなたは、不等式と言う算数を覚えていますか。
あれは、いつ頃習ったかなあ。
算数は、得意じゃなかった。
ブログを見ていて、1+1>2この数式を見たときは
視線がピタッと止まってしまった。
1+1は2よりおおきい。ですよね。
1+1は2だよ、これより大きいとは、なんだいわからないよ。
友達が説明をしてくれた。
2人で隣の集落に行って、向こうの2人をやっつけて、ビー玉と
パッチンの戦利品を持って帰るよ。
この戦利品が、おれとお前に加わるから1+1>2だ。
どうだ2より大きいだろう。
奇妙によくわかった。
学校では、こういう実践的な説明はなかった。
独身時代、会社の先輩が言う。
1人口は食えないが、2人口は食えるから早く結婚しろよ。
言われて、めでたく結婚した。
15年ほどたって、その先輩会った。
その件を話すと、あれは冗談だったと言った。
それ以来、先輩への尊敬度が半分に落ちた。
結婚した当時は、さだまさしの神田川が流行った。
石鹸カタカタならし、横丁の風呂屋。
借りたのは6畳一間で風呂なし、風呂屋は100メートル先。
この歌詞は、きっと私たちをモデルにしたのよ。
無断借用だ、モデル代は高くもらうよ。
などと話した。
ただ違うのは、窓の外は神田川ではなくて、お隣はお寺で
窓の外には、立派な墓石が並んでいた。
どうりで、家賃が安かった。
今でも時々、この歌が流れる。
家人と顔を見合わせ、あの頃だなあ。
昭和14,15年生まれも、目立たないけど第1次の
団塊の世代なんだよ。
間違えた、団塊の世代はなくなった堺屋太一さんの言葉だった。
第1次の、ベビーブームだったよ。
だから、この歌のころに結婚して、給料が安くて
6畳一間で風呂なし組は、私たちのほかにも
多数存在していた。
この多数がいたから、神田川はヒットしたのかもしれない。
家人に話すと、そだね。
集団就職時代だったね、という。
今は、ともに文句なしの老人になって、0,8人前程だと
お互いが認識している。
0,8+0,8>2では疲れて病気になる。
0,8+0,8=1,5ぐらいで調度いいよ。
無理はしない、ほどほどでゆくと、話しながら暮らしている。
あなたのところは、1+1>2ですか。
追記
不等式のブログは、下記の2019,1,8「忘れないように」からです。
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