老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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「ピアノが弾ける」ようになれば、「ブラインドタッチ」ができるかも。

こんにちは、久留米じいじです。
九州の久留米です。東京の東久留米じゃあないよ。


指先は遅くて、目玉は忙しい。

ブラインドタッチは、まったく出来ない。
走り書きのメモと、指先のキーを交互に見ながら
ぼちぼちと入力している。
指先が遅くて目玉は忙しい、とはこのことだ。


このブログを始める時も、昔、会社にワープロ
導入された時も、タイプの練習をしたが一向に
上達しない。
いつも挫折した。


「お前には、挫折という言葉がピッタリだ」と
友達は言う。
その口の悪い友は、またたくの間に上達した。


「根気がないんだ」
「すぐに飽いてしまうんだ」
「集中できないんだ」
「永続きしないんだ」


原因を分析すると、敗因がゾロゾロと出てくる。
敗因は、ひっくり返せば成功の道になるというが
それが、私には通用しない。


もう今は、メモとボールペンのやりかたでいいやと
諦め気味である。


CDカセットラジオから、ピアノ曲が流れてくる。
家人は、「テレビだと片手間仕事が出来ない」という。

エリーゼのためにと、カステラにおどろいた。

自分が、弾ければといつも思うよ。
子供のころから、ピアノはまったく縁がなかった。


もちろん、家にピアノはない、近所の家にもなかった。
小学校は、音程が少し怪しいオルガンだった。
オルガンを弾く先生も、今から考えるとあまり上手では
なかった。
あのころは、代用教員と言われる先生が教えていた。


中学になって、裕福な家の同級生がいて、その家に
遊びに行った。
ピアノがあった。


同級生は、「エリーゼのために」という曲をスラスラと
弾いた。
これにはびっくりした。


おやつに紅茶とカステラが出てきたときは、更にびっくりだった。
お医者さんの家は、お金持ちだとこの時に認識した。

ショパンノクターンに「イチコロ」


大人になって、「愛情物語」という映画を見た。
タイロン・パワーキム・ノヴァクという女優さんの共演で
エディ・デューチンという音楽家の「恋の物語」だった。


このなかで、ショパンノクターンが流れた。
この曲に「イチコロ」だった。
まいったね。

それ以来、私の名曲は、これになった。

最近、テレビで「駅ピアノ」というのを
何度か見た。
駅の待合室などに、ピアノが置いてある。
誰でも弾くことができる。


発車まで時間があるよ、ちょいと弾いてみるかあ。
弾く曲は、もちろん「ショパンノクターン
なんてできたら、かっこいいよね。
このことも、あこがれを増長している。


私「ピアノを習おうかなあ」というと
家人「その前に、ブラインドタッチとやらが
できるようになりなよ」という。


私「ピアノが弾けるようになれば、ブラインドタッチが
できるかも」とはいえなかった。

 

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