老老夫婦の暮らしは、面白いに決まっちょる。

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今年、初めての病院だった。インフルエンザは避けて帰るよ。

インフルエンザ大流行の、真っただ中である。
病院には行きたくないなあ。


病院がインフルの巣に見えるからね。
でもさ、行かなきゃ仕方がないよ、薬が切れる。


テレビでは、インフルについて何人ものお医者さんが
それぞれ意見を話している。
こうなると、どれが本当なんだよ、といいたいね。


で結局、理解できたのは空気伝染より接触伝染の
ほうが強い。
外出したら手を洗うこと。
顔をさわらないこと。


うがいはした後の水を飲みこんでしまう。だってさ。
胃液の強い酸性が、インフルの菌を殺すとのこと。


歯磨きの時も飲み込んでしまおう、そのほうが
効果があるかもね。(これは冗談)


テレビで医者が、自分のマスクをはずすのに片方の
耳の後ろのひもをつまんで、それだけで頭を回しながら
はずした。
そのはずしたマスクは、汚いものを扱う手つきで、遠くに
おいた。


この先生は、重度の潔癖症に見えた。


インフル予防注射の、有効期間は3か月ときいている。
去年の10月1日に注射をした。


その時、病院の看護婦さんが「あなたが一番目」といった。
「学校の運動会の一等賞は、ノートをもらったがねえ」
「あいにくと、今日は飴玉もないよ」と返す。


先生は「笑わせるな、注射針がふるえて
ほかんところにさすぞ」とジャブを入れた。


「先生どうしましょう、もう1回インフルの注射を
したほうがいいですかねえ」
「インフルの注射をもう1回かあ、(少し考えて)
いや、しなくていいよ」


去年3月には、即答でもう一回注射しなさいといった。
注射に行こうかと、迷っているうちにインフルは
下火になって、結局行かなかった。


もう、この先生との付き合いも4年になるから
先生の頭ン中が、少しわかるようになった。


「さては、何とかという新薬ができたから
それを試すつもりだな」
「そのほうが、儲けが多いのかも」と
そんなことを考えた。


診察が終えた、先生も、看護婦さんも、受付の女性も
薬局の女性も、みんな口を合わせたようにインフルに
気をつけなさい、という。


診療ガイドラインに「インフルに注意しなさいと言いなさい」と
書いてあるんじゃないかと、うたぐりたくなるね。


「インフルの菌がいないところを、探しながら
帰るから大丈夫」 というと看護婦さんのマスクがフフッと
笑いでゆれた。

 

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