干し柿が出来上がった、今年も夫婦ともに血が騒いだ。
11月も終わりになるころは、お互いの顔を
見合わせては、明日は冷え込むかなあ
寒が来るかなあと、そんな話が多くなる。
それにしても、干し柿の自然の甘さは
すばらしいよ。
これも、自分たちの手で作っているから
そう感じるのかもね。
自画自賛なのかなあ。
ボケ防止にという。
娘が友達と佐賀の七山に行った。
土産に渋柿を買ってきてくれた。
私の「ボケ防止に」だそうだ。
早速、手指の運動を実行した。
ええ、それは渋柿の皮むきのことだよ。
大好きな干し柿つくりだから、楽しい運動だね。
こんな運動なら、いくらでもいいなあ。
柿に熱湯をかける。
皮をむいた柿に熱湯をかける。
このおまじないが大事なんだよ。
軒先につるしたときに、小蝿や小さい虫がくる。
これを防止する。
いろいろとおまじないを試したがねえ。
結局、熱湯をかけることが、一番効果ありだった。
少ないね、さみしいね、もっと作ろうか。
私「せっかくのお土産だけど少ないね」
家人「そうですね、私もそう思っていました」
その日の、夕方家人がこれを見てとネットに
入った渋柿を2袋見せる。
一つの袋に10個入っていた、合計20個。
家人「スーパーにあったよ、安かった。
これを買わないと、私の名がすたる」
私「なるほど」
夕食のあとで、二人でせっせと皮をむいた。
私「これだけ、手指の運動をしたから
当分の間、ボケの心配はなしだ」
昔は、渋柿を求めて良くドライブをした。
浮羽や、立花の道の駅に行ったし、遠くは
熊本のオレンジドームまでもね。
いつぞやは、熊本の小国まで行った。
ここでは、リンゴの木があるカフエーで
リンゴを見てきた、アップルパイとコーヒーが
おいしいところだったなあ。
家人「佐賀大和の道の駅にも、三瀬峠の野菜の
直売にも行ったよ」
私「あっちこっちに行ったもんだ」
干し柿つくりも計画の段階からたのしい。
誰かが、旅行は計画の段階から楽しいと
いっていた。
家人「干し柿つくりも、まったく同じです。
気温が低くなって、渋柿を買ってきて、皮を
むいて出来上がったら、孫のところに送るまで
楽しめますよ」
そののち、もう20個増えた。
干し柿は12月の半ばを過ぎて、出来上がった。
この干し柿と、濃いめのお茶をいただいて
至福のひとときを過ごしている。
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