小ぶりの胡蝶蘭の物語、家人は「3、000円以上の儲け」と言う。
こんにちは、久留米からです。
小ぶりの胡蝶蘭、急いで花を咲かす。
花枝3本、すべてに花が咲いた。
つぎつぎに花が咲いてゆくのを、毎日見ていると
暑い夏の時期になるのを、見越して急いでいるように
見える。
もう、満開と言えるのだろうか。
3本の花枝に3~4個ずつ、つぼみを残すだけになった。
昔の経験から
昨年10月に、娘が知人からいただいて、家に来たときは
花枝が1本で、花が2~3個ついた状態であった。
昔、昔、シンビジュームを温室なし育てた経験から
胡蝶蘭とカトレアは、温室が無いと到底無理だと承知だった。
まあ、花枝についている7~8個のつぼみが、咲けば良いと
その間は、一番暖かい居間の南側で、日が当たる場所に
置くことにした。
案外と居心地が良さそう
冬の間は、石油ストーブの暖房で室温は25度以上、朝方でも
10度以上におさまり、温室並みとはゆかないでも、案外と
居心地は悪くないようです。
正月を越し、1月終わりに満開となり2月まで花を楽しんだ。
胡蝶蘭に関するWEBを見て回ると、咲き終えた花枝の下の節で
切り戻すと、調子が良ければ再び花枝が伸びて、少数だが花が
咲くとしてある。
花枝を切り戻す
うん、これは面白いねと、早速切り戻す。
まあ、今まで花を楽しんだから、花芽が出なくても元々だと
家人に話すと「そうですね、2か月以上は花を楽しみましたからね
良いいただきものでしたよ」という。
「切り戻したが、花芽が出ないかなあ」と言うと
「少し、欲張り過ぎですよ」と笑う。
笑う門に福来るじゃあないが、花芽がついた。
春になったのを、気随ているように、ぐんぐん伸びる。
2度目の花
まあ、前回より花数は少ないものの、見事に開花して
4月いっぱい花を楽しむ。
家人に「花枝が1本ついたものを、道の駅で見かけた
1,500だったよ」と言うと
家人は「2度咲したから、2,000円以上ですね、得をしましたね」
と言うから「なんとか、夏越しをさせて、秋に花を咲かせたら
また、得するなあ」と言うと
「クーラだけの居間で、夏越しが出来ますか、とらぬなんとか
になりますよ」と言われた。
暑さには強く、新しい葉が次々に出る
暑いところは、好きみたいだ。
しかし、35度を超えると少しぐったりとしているが、次々と
新しい葉っぱが出てきて、当初の4枚から、8枚に増えた。
そのせいか、株がひと回り大きくなった。
新しい葉っぱは、つややかで美しい。
外に出たがる根がある。
株元から根が出て、横に伸び鉢の外に出る。
もう1本は、株元から葉っぱの下に沿って、鉢の外に伸びる。
家人は「きっと、鉢の中は暑いから、外の方が涼しいのですよ
という。
そうだろうなあ、鉢の植え替えをしなかったから、窮屈かも
しれないなあ。
花芽を発見
私 「おおい、花芽だよ、きっと」
家人「外に出たがる根と、区別がつきませんね」
私 「いいや、節目みたいな皮がついているから、間違いない」
家人「花が欲しいの、欲目でしょう」と笑った。
9月下旬、やはり花芽だった。
10月中旬、株の一段上にも、花芽を発見。
今回は、花芽が2本か、ずいぶん得した気分になりニンマリ。
家人に話すと「本当に2本咲きますかねえ、こんな小さな株で」
と、信じきれない様子。
「葉っぱも増えたし、大丈夫だろう」と返事する。
3本目の花芽
12月、ところが今度は、家人が3本目の花芽を発見。
「おいおい、3本なんて嘘だろう、聞いたことが無いよ」と返事。
そのまま、成長を見守る。
冬の間、ゆっくり、ゆっくり伸びて、2月に小さいつぼみがつき
3月に入ると、3本目も花芽も小さいつぼみが、見えるようになった。
「これが全部咲けば、3,000円以上の儲けですよ」と言った。